我頬緩め
俺は努力した・・・・
だがせずとも強く成れる世界・・・・・
いや努力すれば弱くなる世界・・・・
ただ笑い喜び生きれば良い・・・・・・・
ああその通り・・・・
怠惰に生きることに不満はないさ・・・・
だが俺には・・・・・
お嫁が出来なかった・・・・・
家族がね・・・・
年は取らない・・・・・
凄まじい美貌・・・・
破格の艶やか軍団・・・・・
ええ努力しましたよ・・・・
でもね逃げられる引かれる・・・・・
違うのは親類縁者・・・・
まあいたけどね・・・・
付き合い共に歩み・・・・
で破局・・・・・
彼女は笑い・・・・・
「今まで合わせてくれてありがとう」
そうだよ・・・・
努力は全部・・・・・・
俺は結局当時至れなかった・・・
彼女の両親とは雲泥の差だ・・・
才の差・・・・・
経験の差・・・・
埋めようのない志の差・・・・・
失恋し・・・・
ただ没頭した・・・・・
埋められる差は埋めようと・・・・
そしてある朝世界が悪いと気が付いた・・・・
「「「キンタ様ー♪」」」
「お酒はー♪」
俺は万能城ではなく近くの・・・・
町の屋敷で昼から・・・・
多くの美女に接待を受けている・・・・
マスクはしたまま頬緩め・・・・
酒をしきりと勧め・・・・・
意図は傀儡にしたいと・・・
しかも此の国・・・
俺の名を使い連合を作り・・・・
どんどん属国を増やしている・・・・・
まあ様子見と行くか・・・・
お読み頂き有難う御座います。