1、少年が見たもの
初めまして!この度、初投稿させていただきました青酸ファラオと申します!!
執筆が多少至らないところがありますが、読者の方が少しでも面白いと思ってくれたら嬉しいです。
これからどんどん投稿していきたいと思っていますので、読者の皆様これからぜひよろしくお願い申し上げます!
いつも通りの日常。子供はみんな学校に行き、大人は会社に行く。
「は〜ぁ‥学校行きたくないなぁ・・・」
高校二年の俺は学校に行きたくない理由がある。高校一年の10月、俺はある理由がきっかけでこの街に引っ越してきた。そして、この県立光ヶ倉高校に転校してきたのだ。
すでに高校生活が始まって半年以上たった時に転校してきた俺にとって、友達などできるはずもなく、クラスで一人ぼっちな学校生活を送っていた。
キーンコーンカーンコーン!!
今日の最後の授業のチャイムが鳴る。
「部活かぁ〜やだなぁ・・・」
「今日の俺はホームラン打つからな!」
みんな部活の話をしている。ぼっちな俺にとって、部活などやろうとも思わなかった。むしろ、はやく帰り、学校から去りたいという気持ちの方が強い。やっと帰れる‥
ブーーーー!!!!!!!!
ふと、ものすごい音が聞こえた。目を当てると交差点の先に子供がいた。トラックとぶつかりそうになっている。
俺は走った。なにも考えず、体が勝手に動いていた。
「危ない!!!」
バン!!!
すごい衝突音が響いた。
「キャー!!!だ、誰か救急車を!!」
うっすらと目を開けると子供と母親らしき人が見えた。子供はなにが起きたのか理解できていない様子だ。
「全く‥母親いるならちゃんと子供見てないとダメだろ‥」
俺は、思った。そう思ったはずなのに、ふと笑みがこぼれた。
「良かった‥生きてて・・・」
俺は目をゆっくりと目を瞑る。
「フフッ・・・」
目を閉じる瞬間に、後ろからかすかに女の声がした。
読んでいただき、誠にありがとうございます!!
次回はいよいよ後ろの女性の方について執筆します!
高校生の為、毎日投稿は無理ですが、できるだけ多く投稿していきたいと思っています。これからもぜひよろしくお願いします!