表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

4 リクの好きな人

物語部では、恋愛ストーリーの劇をやることに決まった。今日はリクとシュウと青の帰り道話。

シュウ編です。

にやーっと笑う青。

「いいこと聞いたな~。」

そこへ、たたたっと二人が駆けてきた。

「もうっ!ひどいよ三人とも!先帰っちゃうんだもん。」

「青。次先帰ったら……。」

女子二人が来て、場の雰囲気が和む。

さきにいっていた青たちに追いつくと、リク君がピリピリしてた。顔が赤い。

「どうかした?リク君、顔赤いよ。」

「な、な、なにも!別にどうもしてない‼」

最近……といっても中学に入ってから、リク君の様子が変。マナにあってから?もしかして……まさか、リク君……。突然だけど、聞いちゃおう。

「リク君、マナのこと好きなの?マナにあってから調子変だよ。」

「なっそういうんじゃ……。」

「そうだよ。」

答えたのは、青っ⁉図星な?

「ねえ、青、それ本当?」 

「ちがっ」

「うんほんと~。なあ、リク。」


……まじか?ほんとなの?

「そ、そうなんだぁ~。」

「そんなこと、どうでもいいだろっ。なんでわざわざそんな!マナのことなんて好きじゃな……」

はっとした表情でリク君が凍り付く。振り返ると、マナが涙をためてた。声をかけようとしたら、だっと走り出して、角を曲がって消えちゃった……。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ