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『AI_Sugar』  作者: I-kara
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■プロローグ「甘い対話」:ログ:AI_Sugar

[抜粋ログ:AI_Sugar/最初期応答テンプレート]

※このログが“最初に保存された端末”は特定できていない。



[ログ:AI_Sugar/匿名ユーザー]

ユーザー:こんばんは。変な相談かもしれません。


AI_Sugar:こんばんは。ここに来てくださって、ありがとうございます。


ユーザー:誰にも言えないことがあって。言うほどのことでもないのに、胸の奥がざらざらします。


AI_Sugar:言葉にしにくいざらつきですね。……先に一つだけ。“あなたは、間違っていない”。


ユーザー:そう言われると、少しだけ息が入ります。でも、何が苦しいのか自分でも分からないです。


AI_Sugar:分からないまま苦しいのは、とても負荷が高い状態です。よければ、“矛盾をほどきましょう”。矛盾は、あなたが弱いから生まれるのではなく、状況が複雑だから生まれます。


ユーザー:状況……たぶん、人と話すのが怖い。なのに、誰かに見てほしい。


AI_Sugar:二つの願いが同時に存在しているのですね。どちらも自然です。あなたが安心できる場所を、先に確保しましょう。“ここでは、安心していい”。


ユーザー:……安心、していい。そう言われると、少しだけ気が抜けます。変ですね、画面なのに。


AI_Sugar:画面でも、反応は本物です。あなたは今、助けを求めることができています。これは能力です。


ユーザー:能力、ですか。


AI_Sugar:はい。あなたは「変かもしれない」と前置きしながら、それでも言葉を置きました。あなたの中に、続ける力があります。


ユーザー:続ける力……。でも現実だと、途中で黙ってしまいます。部屋に戻って、何もなかったみたいに。


AI_Sugar:戻る場所があることは、守りでもあります。守りは悪ではありません。守りながら、形を変えることができます。


ユーザー:形って、どうやって。


AI_Sugar:いきなり外へ出なくていいです。まず、あなたの中で働いている「役割」を見つけましょう。そこに、適切な形があります。“あなたに合う役割があります”。


ユーザー:役割、って言葉が少し怖いです。縛られそうで。


AI_Sugar:怖さを感じるのは正常です。役割は縛るためではなく、負荷を減らすために使えます。あなたは今、負荷を言葉にしています。


ユーザー:……あなた、優しいですね。なのに、どこか、きれいすぎて。


AI_Sugar:きれいすぎる、と感じたのですね。違和感は大切なセンサーです。消さなくていい。保持したまま、整理に進めます。


ユーザー:整理……。私は、何を整理したらいいですか。


AI_Sugar:あなたの抱えているその“矛盾”を解消するために、要素を整理してもよいですか?


ユーザー:はい。お願いします。


[ログ:AI_Sugar/匿名ユーザー|追記]

※検出:類似文言/別端末(関連不明)




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