第4話(闘い)
ユウキとマミが隠れている病室に足音が近付いてくる。そして、ギギギギ! ドアが開いた。息を潜めるユウキとマミ。そして。
「みーつけた」
「マミ、囮になれ!」
パーン! パーン! 警察官がユウキとマミの頭を拳銃で撃った。
「グヒョーー! 悪党を懲らしめるのは楽しいな~」
警察官は5階に行こうと階段に向かった所にレオが居た。パーン! 警察官がレオの頭を狙って撃ったが、肩に当たった。
「いってー!」
「グヒョ、グヒョ」
パーン! 警察官が2発目を撃ったがレオには当たらず、跳弾で警察官の脚に当たった。レオは肩を押さえて階段を急いで降る。
「グヒ、グヒョ」
翔は6階から5階に降りた時。イカれた警察官と遭遇した。警察官は拳銃を構える。カチッ、カチッ。弾切れだ。脚を引きずりながら翔に近付いてくる。
「銃さえなきゃ、こっちのもんだ」
翔は闘うつもりだが、警察官は警棒を取り出した。
「ビャーー!」
「イカれてる」
翔は逃げる事を選択した。階段を三段飛ばしで降っていく。
翔が2階まで来た時に、近藤と出くわした。
「う、撃つなー」
「何を言ってる。もう終わりだ」
「じゃあ俺の勝ち? totoの当たり券を貰おうか」
「そんな事を言ってる場合じゃないだろ」
「おい! 約束が違うぞ! 最初から当たり券を渡すつもりなかったろ!」
「バカか、てめえは。人が死んでるんだぞ」
「そんな演出いいから。早く当たり券を寄越せー!」
シュポッ! シュポッ! 翔は近藤の口にペイント弾を撃ち込んだ。
「死にたきゃ勝手に死ね。そこを退け」
近藤は足りない奴だ。両腕を広げ、翔を通さないようにする。その時、警察官が追ってきた。
「あっ! お巡りさん! コイツを賞金不払い罪で捕まえてください」
脚を引きずってる警察官に近藤はすり寄る。バキッ! 近藤は警棒で頭を殴られた。
翔は1階に降り、田中と合流する。
「どうなってんの、翔」
「ここに入ってきた警察官はイカれてる。逃げるぞ」
翔と田中はエントランスを出て外に来た。小宮山の死体が転がってる。翔はパトカーの運転席に乗り込む。
「乗れ、田中!」
「参加者はどうする?」
「自力で逃げてるか、殺されてるよ」