因縁浅からぬ
はい、今年最後の更新の予定です。
なんだかんだ、投稿が遅れ申し訳ありませんでした。
「またってなんだよ?たった一回追突しただけじゃんか。何?一回轢かれただけで怒り心頭って感じ?ダサいよ君。それでも軍人さんかな?お母さん泣いちゃうよ?」
山路虎雄の神経を逆なでにするような言葉を選び煽ると、
「黙れよこの護衛風情が、おめぇの家が紫水の一族だからって粋がるなよ。今日紫水グループは大臣と一緒に俺が潰してやるよ‼精々てめぇは無抵抗で俺を楽にさせろよ‼死ね、浅間朝陽。」
捨て台詞を合図にナイフを構えこちらへと突っ込んでくるが、
ガントレッドでナイフを砕く。
「無抵抗なわけねぇだろ。アホなのか山路は?」
「誰がアホだと?」
「すまん、アホじゃないわな」
「謝罪代わりに死んでくれよ。」
そうよくわからんことを言い放つ奴に対して俺は
「死んでも治らねえバカだもんな‼」
と返しつつ顎に蹴りを打ち込む。
「ガッ、イてぇなぁ。てめぇ俺の顔が崩れたら春香に更に嫌われるだろうが‼このくそやろぉぉぉぉぉぉぉぉ。」
なんかよくわからん理屈でめっちゃキレとる。なにこれおもろ・・・ザインに録画でもさせるか?いや、ほんとそれくらいには傑作。
「録画はしませんよ。」
そんな俺の思いが通じたのか却下される。
「ケチケチするなよ。」
「誰がケチですか。」
「おまえだよ。」
「私が・・・来ますよ。」
掛け合いをぶった切るように現状の報告が相棒からくる。やはりこういうところは機械らしい。
「わかってる。」
「ならいいです。」
「何ぶつくさ言ってやがる‼」
あら、単能な山路のお子様はすぐ激高すること・・・本当にこんなのが唯一の息子って大丈夫かよ、山路さん・・・あ、大丈夫じゃなかったですね。茶葉生えるわ。
そんなことを考えながらナイフを避け、腹に一発蹴りをお見舞いする。
「ゲッホ、くそが・・・やっぱり普通のナイフじゃ無理か。」
・・・何言ってんだかコイツは、ナイフじゃ無理って・・・っ
一発の銃弾が頬を掠める。
「これを避けるか・・・やるな、お前。」
銃と刀を混ぜたような異形の武器を構えた虎雄が先ほどとは打って変わった感心するような目で俺を見下ろす。
「銃剣か、面白い。やってやるよ。ザイン、ブレード。」
「了解。」
ナノマシン製のブレードを出力し、敵を見上げる。
「「さぁ、来やがれ‼」」
同時に同じセリフを吐き、一方は銃弾を撃ちながら飛び降り、もう一方は腰から光を吹き出しながら中を舞う。
「チッ、当たんねぇ。」
「は、当たるかよ、おらよ‼」
弾を巧みに避けながら接近戦に持ち込み、刃と刃が触れ合う。
「かった、何でできてやがる、その刃。」
「ハッ、俺が知るかよ、、、材質より使い勝手だろうが‼死ねぇ。」
「いや、材質くらいは気にしようよ・・・まぁ、いいけどさっと。」
左手でベレッタを抜き、弾倉全ての弾を銃剣に撃ち付けるが・・・
「まぁ、砕けないよね。本当になんだよその剣。」
「ハッ、効かねぇなぁ‼そんな軟弱な攻撃‼」
「なら、こんなのはどうだい。」
ナイフを三本を投擲する。
「そんな攻撃あた・・・うぐぅ」
3本とも正確に左腕に刺さる。え?なんでかって?それはまぁ、初めから左を狙っていただけだがこいつがひるめば十分だろ。
「本命はこっちだよ。ガントレット‼」
ブレードをガントレッドへと変化させ、思いっきり虎雄の右腕を殴りつけ骨の砕ける音と共に剣を落とさせる。
「オマエ、オマエ、オマエェぇぇ俺の腕がぁぁぁぁぁぁ」
「ちょっとはご自慢の剣の心配をしやがれよな・・・まぁ、そんな余裕はないよな。」
「オマエだけは殺すぅ」
左腕でナイフを構えたままこちらへとびかかってくる獣を避けるために後ろへ飛び退ろうとしたところで、
ダダダダダダダダダダダダダダダダッ
と、俺と奴の間に弾丸の嵐が通り過ぎた後、
「やめろ、オレはまだヤレルゥ」
という獣の咆哮と共に俺の視界から敵が消えていた。
「・・・ザイン、敵は?]
[撤退を始めました。これにて状況は終了したとみてよいかと。」
「了解。なんか地味に空が明るいな・・・。」
山路のクソ息子を仕留めそこなったのは痛いが、何とかなるだろう。
だがしかし、これで全てうまくいったとは思えない。
そんな気がした。
まぁ、投稿が遅れ申し訳ありませんでした。
とは言え、このお話にて遠征編はほとんど終わり。エピローグのようなものを挟みそこからはやっとこさの学園編です。やったね‼やっとタイトル回収できるよ。いや、本当やっとですよ。なんなんでしょうね?この小説。まぁ、それが私というところなので許してください。
そんなわけで、今年もこんな小説を読んでくださる皆様には本当に感謝感激雨あられでございます。2,022年もよろしくお願いいたします。
では、最後にこの小説を面白い、続きが気になるという方はブックマーク、感想、評価、レビューの方よろしくお願いします。
ではでは、来年もよろしくお願いします。
あ、今年中にもう1話くらい投稿出来たら」うれしいなぁ チラッチラ




