お前に真実を教えよう。
めちゃくちゃ遅れました~すみません。
「で、落ち着いたか?」
と、メイド少女が水を飲んで、落ち着いた頃を見計らって聞くと
「すみません、何か食べるものを頂けたり…無理ですよね。」
と、おずおずと聞いてくる。
「ほら、やる。」
手持ちのかったいビスケットをやると、ものすごい勢いで食べ始め
「甘いよぉ、何年ぶりだろう、こんな美味しいもの食べたの…」…こんなおいしいもの?かったいかったいビスケットだよ?あれ?これって非常食だよね?
~ビスケットを貪ること10分~
「おーい、落ち着いたか?」
と、聞いてやると、
「はい、落ち着きました。ありがとうございます‼神様‼」
「いや、神様て…じゃあ、ここからいくつか質問していくけど答えてもらえる?」
「あ、はい、わかりました。私の名前ですね。私の名前は花菱心って言います。」
…あれ?…花菱心?どこかで聞いたことがあるな…
そこであるひとつの事件が思い浮かぶ。それは…
『花菱一家心中事件』
3年ほど前に話題になった事件だ。
花菱商事と言う土着の大きな企業が業績を落とし、借金にまみれた社長一家が心中を決意し、実行する。まぁ、こんなありふれた事件だ。ただ、この事件が俺の記憶にとどまっていたのは世間で流れていたある噂とカス共が誰かと通話していたのをひょんなきっかけで聞いてしまっていたからである。とりあえず、前者のある噂についてなのだが、事件発生の二日前に一家の長女花菱心の捜索願いが出されていたこと、そして、近隣住民が事件発生の前日、銃を所持した男が花菱宅に押し入ったのを目撃したと言うこと。ちなみにこの目撃者は警察に通報したのだが何故か警察は取り合わなかったらしい…怪しいね♪
次に後者についてなのだが、これは単純にこの事件に関して加藤一家が関わっていたからだ。じゃあなんで通報しなかったかって?単純に裏が取れませんでした。ごめんなさい。じいさんに協力はしてもらったんだけどね…ほら、山路さんに途中で握りつぶされちゃったんだよね。
まぁそんな話は置いといて、念のためにスマホのボイスレコーダー起動してっと…
「えーと、花菱心さんって、花菱産業のご令嬢ですか?」
そう聞いてみると
「父を知っていますか?」
「はい、知っています。」
「じゃあ、私を家に帰してくれるんですか?」
「それは、無理です。」
ここは正直に答えるしかない。俺は神様でも聖杯くんでもないんだから…
「え?なんで?あなたも私を拐いに…」
「いえ、あなたを拐いには来ていませんが、あなたにとって受け入れがたい話を知っています。」
「なんですか?」
「あなたのご家族は心中に見せかけて殺害されました。」
「えっ、それって…」
「あなたの帰る家はもうありません。」
「う、嘘ですよね?」
俺が嘘をついているその最後の希望にすがるように俺に迫ってくるが…
「嘘じゃないですよ。まぁ、その件で我々はあなたを探してもいましたし。」
探してたのは俺と言うかじいさん達がだけどね…
「じゃあ、あなたは私を探しに?」
「いえ、俺はクソッタレ共にお灸を据えに来ただけなので、これは完全な偶然です。」
「でも、貴方はお父さんを殺した人を知っているんですね。」
確信を持ったようにそう聞いてくる。
「まぁ、知ってますけど。」
「なら、教えてください。お願いします。」
めっちゃ鬼気迫る顔で言われても何をするかわかんねぇ奴に教えたくはないな…
「…今は絶対に復讐しないと誓えますか?」
「誓えるわけないです。」
まぁ、そりゃそうだわな、彼女の一家のようになる前に俺なんか撃ちに来てるわけだし…
「なら、これ渡すから山から降りたらタクシーでも拾って大きな駅にでも送ってもらってから公衆電話でここに電話しな。」
そう、じいさんの電話番号と萬札数枚を持たせる。
「そこに行けばクッソ怖い顔のじいさんがお前の知りたい真実を教えてくれるよ。」
「わかりました。ありがとうございます。」
「じゃあ、早く降りな。」
「え、でも…見回りが…」
「今日は見回りなんか出来るわけないから行きな。」
そう、言ってやる。
「何から何までありがとうございます。この御恩は一生忘れません。」
それだけ言い残して少女?は山を降りるため歩き出した。
「さて、俺も行くか。」
その逆に俺は山路邸を目指して歩き出した。
なお、例の花菱心は後日俺の部下になったりするのだが、それは別の話。
はい、投稿遅れております。すみません。許してください。
遅れた理由としましては、単純にマドンナの方は話が思い浮かばなかったと言うのもありますが、現在別の話を書き溜めている最中でございます。そちらもお楽しみに、後、エッセイ(詐欺)ただただ己の叫びたいことを書いたエッセイ(笑)を投稿しておりますので、そちらの方にも目を通して頂けるとありがたいです。
他だと、最近とうとうエクバ2でレクスを使い始めました。
では、最後になりますが、この小説が面白い、続きが気になると言うか方はブックマーク、感想、評価、レビューの方よろしくお願いします。
ではでは、次回もお楽しみに‼




