おっかなびっくりプレゼント開封その一
投稿遅れてすんませんした‼
今回、中々に内容がエグいです。又、この物語はフィクションなので、そこだけはご注意ください。
あの後、ジジイ共と別れて春香と二人でバー『紅』へと帰宅後し、夜ご飯を食べて風呂に入り、俺と京谷さん以外が寝静まった頃。
「はぁー、今日もよう閑古鳥が鳴いとるわ。」
と、カウンターで店長なのにお酒を飲んでいる京谷さんがやる気なく酒を煽る。
「いや、京谷さん仕事中なんだから呑むの止めてくださいよ。」
「ええやん、ええやん、ここは俺の店やし、ちょっと呑む位ええやん♪」
と、上機嫌
「…あんた、白兎さんに怒られても知らないですよ。」
そう言ってやると、京谷さんが椅子から転げ落ちた。
「なんで、シロさんのこと知っとるんや、お前?」
「いや、シロさんて、白兎さんのことですか?…いや、なんで知ってると言われてもじいさんの部下ですし…今日も京谷さんによろしくって言われましたよ。」
試しにそう言ってみると、
「よろしくって怖いなぁ、朝陽、本物のお酒持ってきて」
「いや、あんた、今まで何飲んでたんですか?」
「麦茶やけど?」
…麦茶かい…
「なんで、麦茶なんかそんなグラスで飲んでるんですか?」
「それは、お前が見せたいものがある言うてたからやん。」
そういうことろはちゃんとしてるんだ…
「なんや、ボウズ、今、失礼なこと考えてたやろ。」
「いいえ、なんにも…あ、そういや、今日、白兎さんからプレゼントを貰ったんですよ。」
と、思い出したかのように足下に置いておいたアタッシュケースをカウンターに置く。
「なんや、そんな物々しい物に入ったプレゼントって…まさか、ヤバイやつか?」
「まぁ、春香と夏希には絶対に見せられないですね。」
「わかった、わかった。ちょい待っとり。」
と、だけ言って、店の扉を出ていき、また戻ってきた。
「今日は店閉めたし、ここで見るぞ。」
「わかりました。」
ノートパソコンをカウンターの上に置きながら応える。
「…ボウズ、お前何処から物出しとるんや…」
「え?足元に置いてたんで。」
「もう、なんも聞かん。」
それはよかった。
京谷さんが頭を抱えているのを横目に、パソコンを起動してUSBを挿し込み、中身を見ようとすると
「ロックかかってんじゃん。」
「当たり前やろが‼」
「パスワード教えられてないんですが…」
「どないするねん。」
「…とりあえず、ジジイの浮気がバレた日でも入れてみるか。」
「は?何言うてるん?」
心底俺をバカにしたかのような声をあげる京谷さんを尻目にパスワードを入れていく。
「ほら、開いた。」
「んな、バカな…開いとる。」
京谷さんの方を見ると、明らかに顔が思いっきりひきつっていた。
「さて、じゃあ、情報を見ますか…京谷さん?何、ボケッとしてるんですか?見ますよ。」
「お、おう。」
とりあえず入ってたファイルのうちの重要事項1の方を開くと…
「なにこれ?」
「ヤバイ、ヤバイ、これマジでヤバイやつやないか‼」
大概の事には耐性のある俺達ですら驚いたその内容とは…
各大臣の経歴、家族構成、汚職、弱味、黒歴史等々のフルコースであった。
いや、なんだよ、特に内閣総理大臣の欄、特に汚職とかが無いからって、おねしょを隠蔽した回数とか、可愛がってた犬が死んだ後1週間寝込んでたとか、家では普通に善き父親だとか、え?来月には息子さんの結婚式がある?そりゃ、目出度い‼そもそも、これ絶対本人が書いてるな…あの人絶対悪ノリしてるよ…
「それに比べてこっちは酷いな…」
と、防衛大臣、外務大臣、文部科学大臣、環境大臣、総務大臣の欄を見ながら京谷さんが呟く。
「いや、酷いのベクトルが違うだけでしょう…」
「それは言うな…」
「まぁ、これは酷すぎますけどね。」
横領、恐喝、婦女暴行は当たり前、それぞれ皆様、後ろ暗い所と、ズブズブの関係…まぁ、ある意味で内閣総理大臣もそこだけは一緒か…中身が黒か白の違いでうちが後ろ暗い組織であることには変わりはない。
「にしても、この国の大臣っての酷いもんやな。」
「そうですね。でも、まぁ、丁度良かった気もしますけどね。」
と、俺は防衛大臣の箇所を指差して言った。
「まぁ、そうやな。まさか山路の親戚筋が大臣やってるとはな…」
「宇美慶治、こいつはまぁ、小悪党でしかないですけど、山路龍夫のやってることがヤバイですね。」
と、俺が呟くと
「いや、宇美ってのも相当やけどな…」
いやいや、国売りを画策してらっしゃる方と比べると皆マシじゃないですかね?
と、対立派閥の物理的排除、事故に見せかけた殺人多数、武器密輸、そして、某国との癒着関係にあると書かれている山路龍夫の欄を見ながら俺はそう思った。
と言うわけで次回に続きます。いやぁ、我ながらグロいもん書いた自信しかないですね。
今回悪役に選ばれた皆々様は防衛大臣以外はアミダくじで選んでおります。なお、内閣総理大臣と防衛大臣については今後も出る予定なので完全に他の人はとばっちりです。え?もう一人ぐらいわざと入れたやつがいるだろうって?こうぶんさんはたまたまデスヨタマタマ…タマタマってなんかセンシティブ…
と言うわけで次回、朝陽がキレます。お楽しみに‼
最後になりますが、この小説が面白い、続きが気になる、ルプスに上方修正こいと感じている方はブックマーク、感想、評価、レビューの方よろしくお願いします。
ではでは、次回もお楽しみに‼




