じぃちゃんからのプレゼント
はい、更新が遅れまわってすみません。
「で、じぃちゃんなんか用事でも?」
と、俺が聞くと
「おう、察しの良い孫で助かるわ。」
と、じぃちゃんがパンパンと手を鳴らすと何処からともなく4人ほどスキンヘッドな黒服が出てきて
「「「「御無沙汰しております、坊っちゃん‼」」」」
と、一斉に俺に向かって斜め45度の綺麗なお辞儀をしてくる。
「まぁ、晁子から色々頼まれてよ、お前んち行ったのよな、そしたらよぉ、うちで作ってる武器だけが綺麗サッパリ無かったのよなガッハッハ‼なぁ、朝陽何か知ってるか?」
と、でかい声でこんなところでしてはいけない話をするじいさん…なんでこの人は公衆の面前で私は武器を持ってますって言うのかね?何かね?ボケてるのか?…いや、昔からこの人はこうだったな…
「じぃちゃんさ…」
「なんじゃ?」
「そういうところだよ。ばぁちゃんにいつも半殺しにされるのは。」
「ガハハハ、おい、朝陽あれは御褒美じゃぞ」
もう、本当やだわこのじいさん。明け透けで、真正のドMで、ついでに40過ぎた娘から子離れ出来ないじいさん…あれなんか寒気が…
ピロン
『私は永遠の二十歳なんだけど?母より』
…怖いんだけど‼ホラーだろ、これ‼
「誰からのメールじゃ?」
「母さんからだけど。」
「いいなぁ、ワシも欲しいな晁子からのメール欲しいな、ほーしい、ほーしい。」
おい、ジジイゲーセンで駄々をこねるな。いや、そもそもその年で駄々をこねるな70代…なにこれ素直にキモいんだが…春香さんもドン引きしていらっしゃる
「こんなところで駄々をこねるな。春香お嬢様が引いてるだろうが。」
「ゼンゼンヒイテナイヨワタシ。ウン、ゼンゼンヒイテナイ。」
めっちゃ棒読みですね。もう、動揺を隠そうとしてさらけ出してますよ?
「で、なんの話じゃったかの?」
と、じいちゃんがケロリとした顔で言う。もうあんた色々と滅茶苦茶だよ。あぁ、どうとでもなれや。
「母さんの銃と弾の話だろ?」
「お、そうじゃそうじゃ、その話をせんとな。」
このじいさん痴呆か?なんて思いながら
「それなら、俺が全部回収したよ。そんなに数は無かったしな。」
「なら、いいのじゃ。ワシらが行った時には荒れておったからのぅ。」
と、聞き捨てがたい事を言うじいさん
「じぃちゃん、何時に行ったんだ?」
「朝の5時じゃ。」
「なら、俺らだよ。」
「なら、よかった。」
「で?今も少しは持ってるけど渡した方がいい?」
「いんや、晁子に取りに行かせる。あの子も自分の子供の無事くらいは確認したいだろうしな。」
「わかったよ。」
「で、ついでに晁子にうちに来るようにも言ってくれんか?ワシ寂しい。」
「マジで子離れしろよ。」
本当にこのジジイは一生子離れ出来ねぇんだろうな…。
「あ、朝陽。」
と、何か思い出したかのようにじぃちゃんが俺に話しかける。
「なんだよ?まだ何かある?」
「晁子から頼まれてな、お前には少し早いが誕生日プレゼントを持ってきた。黒服に持たせてるから詳しくは黒服に聞いてくれ。それと、明日原春香さんに少し話があるのじゃが。」
「は、はい。なんでしょうか?」
「おい、じぃちゃん何を聞く気だ。」
「何、心配するな。お前を待っている間、話すだけじゃ。それに見せられんものもあるじゃろうしな。」
「わかったよ、じゃあ、春香お嬢様、この変態ジジイの相手でもしておいて貰えます?」
「わかったわ、でも、その…」
「なんです?」
ち、聞き返した瞬間、バッと、抱きついてきて、
「早く済ませてきてね。」
と、耳元で囁かれた。
「なるべく早く済ませてきますよ。」
「よかった。」
とだけ言い、じぃちゃんの方へ行った。
「さてと、じいさんからのプレゼントってなんなんだ?いるんでしょ、白兎さん。」
「あ、バレてた?会長と、別れて店に入ったんだけどな?なんでわかったの?」
「なんでって、勘ですよ勘。」
「ふーん。まぁ、そういうことにしとこうか。」
嘘です。ザインにガッツリ監視させてました。はい。
「とりあえず、はい、これ。」
と、銀色のアタッシュケースを渡される。
「なんです?これ?」
中身を見ようとすると
「こんなところで見るなよ、坊っちゃん。後で京谷と一緒に見てくれ。」
ん?あれ?今、京谷って…
「なんで京谷さんのこと知ってるんですか?」
「いや、アイツは古いダチなんだわ。」
「へぇ、そうなんですか…ダチって、白兎さん昔はヤンチャしてたんすね…。」
「昔はヤンチャしてたって、今も同じようなもんですけどね。」
そりゃそうだ、この人紫水の情報部だったわ。
「まぁ、そんな事は置いといて中身をざっくり教えてくれません?」
まぁ、中に爆弾がとかはないと思うが一応は
「中身は晁子さんが会長に頼んだ情報ですね。と言ってもほぼ一日で調べあげた情報なので急ぎの情報のみですが。残りは集まり次第『紅』に行かせて貰います。ちょっと、京谷には説教もあるので。」
「うっわ、怖い。」
「そんなこと言わないでくださいよ。それより、そろそろ坊っちゃんのお姫様の所に戻られては?」
「そうするよ。」
「では、京谷によろしく。」
「わかりました、伝えときます。」
と言い、春香の所に戻ると何故か彼女はモジモジしていた。
「ジジイ何やった?」
「何もヤってないよ?」
「わかった、母さんにあることないこと言っとくな。」
「いや、本当に何も言ってないから‼」
「あの~、春香さん?この変態ジジイに何かされました?されたならきっちりばぁちゃんと母さんに報告しますんで。」
「何もされてないよ。本当に。」
「本当?」
「本当、本当。」
と、ブンブン首を縦にふる。
「…チッ、ジジイお嬢様に感謝しろよ。」
「なんで、舌打ちしたの?おじいちゃん怖いんだけど‼」
「いや、純心な春香さんに近づいた時点で処せるか?いや、処すか。」
「孫がワシに対して辛辣過ぎる‼これやるから許しておくれ。」
と、ごそごそとやけに分厚いポチ袋を取りだし放り投げてきた。
「なんだこれ?」
「いいものじゃぞ。」
「ふーん、じゃあ、中身を見させて貰うわ。」
ポチ袋を開けるとぎっしりと厳禁が詰まっていた。
「…まぁ、うん、ありがとう。」
「それくらいあれば何かと便利じゃろ?」
「…そうですね。で、金額は?」
「入るだけ入れたから正直わからん。」
と、がっはっはっは‼と笑っていた。
このジジイいつか痛い目見ればいい…いや、痛い目見てもこれなんだから不治の病だわ。
更新が遅れております。ごめんなさい。中々ストックもなく、短編を書いたり、友達と遊びに行ったりとあんまりマドンナを書いておりませんでした。単純にそれだけです。ごめんなさい。
てなわけで今回クソジジィの話で御座いました。
今回でお出掛けは終了、次回から暫くはシリアスが続きます。あ、シリアスで思い出しましたけどアズレン三周年の交換はシリアスにしました。今回の内容的に持っていないのがシリアスだけだったので…
と言うわけで最後になりますが、この話が面白いと思った方、続きが気になるという方、お前エクバ2下手なんだよ‼という方はブックマーク、感想、評価、レブューの方よろしくお願いします。
ではでは、次回もお楽しみに‼
Ps Reバースのホロライプゲーマーズデッキ再販来たら買おうかな?




