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シャイニングブルー
絞め殺したいほどに恨みは大きく
締め出されたことに腹を立てている
昨日の夜に君と会ったね
機能不全の男になってる時にね
だからこそ君は
僕のそれを利用して
やけくそにからかって
僕のプライドをずたずたに引き裂いて
引き裂かれた残骸で
お洋服をつくったりして
君が何をしているのか知らない僕に
破茶目茶に嘘をついて
悪事を正当化して鼻歌を一節
大人の余裕を見せつけることで
この僕の怒りを増幅させ……
夢を見なければ
僕はこうして雲の中
夢を見なければ
僕はこうして土の中
ハワイアンブルーの精液が
君の膣に飛び込んで
苦虫を噛み潰すが如く
君が受精をしてくれたなら
僕の心は晴れ渡り
シャイニングブルーが訪れる