忙しい人のためのドラ探Vol.2(4~6章)
こちらは「ドラゴンの人生探求」のダイジェスト紹介となっております。
本編読者の理解を深めたり、途中から読み始める読者の一助になればと用意しました。
※注意!
ep.78まで未読の方にはネタバレを含みます。
作中の4041年01月~4041年05月までを掲載しています。
ep.38「ガラスハート・前編」~ep.78「先代からの忠告」まで。
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◆4章:大公の提案への抵抗
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───【お話のざっくり概要】
エリーゼの里帰りに付き添ったワド達。
ルマンド大公が画策しているエリーゼ対処案を聞かされて、ワドは怒りをあらわにします。
ルクルの提案で、色欲エリーゼへ真実を突きつけて暴走を抑える事を心見るワドですが……思っていた以上にエリーゼと自分自身を傷つけてしまいます。
ですが、真実をしった色欲エリーゼの協力を得られたお蔭で、なんとか信者エリーゼの暴走を抑える事に成功しました。
エリーゼの暴走を抑える為の出来事と、エリーゼ自身の変化を描いた章となります。
───【大まかな項目】
・色欲エリーゼに伝心で真実を突きつける
・ワドが傷つく
・ワド達がリゼのあだ名を使い始める
・サブロワとの出会い
・緑との遭遇
───【作中の期間】
4041年01月
───【登場キャラ】
・ワールドン(ワド、エターナルドラゴン)
年齢:17歳(自称)
備考:絶世の美女に変身する残念ドラゴン。
・ルクル(ケタ)
年齢:13歳
備考:前世は日本人。腹黒。鬼畜。
・エリーゼ・ホリター公爵令嬢
年齢:20歳
備考:全力ですわ!気合いですわ!
・リゼ(エリーゼ・ホリターと同一人物)
年齢:20歳
備考:心が粉々に砕かれた哀れな女。
・カルカン
年齢:20歳
備考:へべれけ猫でKY。
・アルフォート・ホリター公爵子息(アル)
年齢:16歳
備考:常識担当のポジションに就く。
・ジャック
年齢:38歳
備考:エリーゼの筆頭従者。
・マイティ
年齢:25歳
備考:エリーゼの従者。
・ルマンド・ホリター大公当主
年齢:26歳
備考:エリーゼの兄。抜け毛が多い。
・ロアンヌ
年齢:13歳
備考:本音駄々洩れ娘。
・サブロワ
年齢:10歳
備考:マナ鍛冶師志望の礼儀正しい男の子。
・ミルネ
年齢:22歳
備考:サブロワの姉。デニム生地のラフな恰好。
・ミア・ジノゴ子爵令嬢
年齢:10歳
備考:泣き虫、努力家。
・カオ・チキーズ男爵子息
年齢:10歳
備考:ガサツ、ぶっきらぼう。
・緑(インビジブルドラゴン)
年齢:不明
備考:風の一柱で、不可視のドラゴン。
───【本章の閑話】
・モンアード視点の「閑話:嵐が過ぎ去った後」
モンアードの復讐心を描いています。
・ルクル視点の「閑話:裏取引の密談」
色欲エリーゼ(リゼ)がルクルを信用し、頼るようになったキッカケが描かれています。
今後のリゼの考え方や行動に大きく影響しています。
・エリーゼ視点の「閑話:私と私の文通」
エリーゼとリゼのやり取りです。エリーゼが別人格のリゼをどのように思っているかに触れています。
今後のエリーゼの考え方や行動に大きく影響しています。
・アルフォート視点の「イカサマ対策」
・カルカン視点の「ダイエットにゃ」
・リゼ視点の「主観の違い講座」
これらはギャグ回です。
ルクルが腹黒な事の前振りと、エリーゼが暴走していた理由の答え合わせです。
───【本章の要素目安】
物語重要度:★★★★★
世界観要素:★★★☆☆
シリアス度:★★★★☆
コメディ度:★★☆☆☆
パロディ度:★★☆☆☆
ドラタン度:★★★★☆
───【本章の補足】
エリーゼに、大きな変化が訪れる重要な章です。
そして、ワドが友達をはじめて傷つけてしまう経験をします。ワドのエリーゼに対する接し方にも、変化が始まりました。
閑話の前半3話は、特に重要なエピソードとなっています。
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◆5章:失った物と新たな贈り物
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───【お話のざっくり概要】
エリーゼの問題が片付いたので、ワドの住処に戻る事にした一行。帰り着いたら、ワドの大切なコレクションが盗まれていた事を知りました。
盗人のザグエリ王国騎士団との戦闘や、その後、王様との交渉を行って決裂したりと、あまり良い関係が築けていません。
そんな中、バンナ村の生活改善に力を注ぎます。
ザグエリ王国との関係と、ワドの後悔や自戒を描いた章となります。
───【大まかな項目】
・ザグエリ王国騎士団との戦闘と、とある騎士の殺害
・大量虐殺と、ザグエリ王国との交渉決裂
・魔法に対する世界観と魔術具の位置づけの説明
・リベラという妊婦との出会い
・バンナ村にワドの神像が作られた事
・暦節の説明とエリーゼの誕生節のお祝い
───【作中の期間】
4041年01月~4041年02月
───【登場キャラ】
・ワールドン(ワド、エターナルドラゴン)
年齢:17歳(自称)
備考:絶世の美女に変身する残念ドラゴン。
・ルクル(ケタ)
年齢:13歳
備考:前世は日本人。腹黒。鬼畜。
・エリーゼ・ホリター公爵令嬢
年齢:20歳
備考:撮影の楽しさに目覚めた全力女子。
・リゼ(エリーゼ・ホリターと同一人物)
年齢:20歳
備考:伝心がトラウマ。
・カルカン
年齢:20歳
備考:へべれけ猫でKY。戦闘では強い。
・アルフォート・ホリター公爵子息(アル)
年齢:16歳
備考:常識担当のポジションに就く。
・ジャック
年齢:38歳
備考:エリーゼの筆頭従者。
・マイティ
年齢:25歳
備考:エリーゼの従者。
・ボン
年齢:28歳
備考:エリーゼの従者。DIYが得意。
・ミカド・ザグエリ国王
年齢:37歳
備考:ザグエリ王国の国王。直情的で短絡的。
・リベラ
年齢:23歳
備考:バンナ村で出会った妊婦。
───【本章の閑話】
・アルフォート視点の「閑話:英雄の子」
カルカンの戦闘描写です。その強さが開示されます。
・リゼ視点の「閑話:夜の戦いと負けられない遊戯」
リゼの戦闘とボドゲ回の裏側まで。
・ルクル視点の「閑話:コレクション奪還失敗と約束」
ルクルの内心の後悔と、リゼを意識する所まで。
他の閑話よりはやや重要度が高めです。
───【本章の要素目安】
物語重要度:★★★★☆
世界観要素:★★★☆☆
シリアス度:★★★☆☆
コメディ度:★★☆☆☆
パロディ度:★★★☆☆
ドラタン度:★★★☆☆
───【本章の補足】
ワドが大量虐殺をしてしまう事と、ザグエリ王国との決裂が重要な要素です。
世界観や設定の開示が、やや多めの章です。
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◆6章:悠久のドラゴンは自国を建国する
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───【お話のざっくり概要】
ザグエリ王国との決裂後、罪滅ぼしも兼ねてバンナ村に貢献するワド達。罪から目を反らす為に、娯楽にも勤しんでいます。
ただ、ザグエリ王国からの凶報により、バンナ村を追い出される事になりました。
リベラの出産を手助けし、赤子に初めての名づけを行ったワド。生命の誕生に対し、見方が変化します。
これから身を寄せる場所に困ったワドは、国を作るという提案に飛びつきました。
世界を巡って候補地を探す過程で、ルクルの大切な幼馴染みのリッツに出会います。
候補地をモンアードから提案され、ついに建国を果たしました。
ワールドン王国が建国されるまでを描いた章です。
───【大まかな項目】
・リベラの出産でブレスを使い、子に名づけをする
・どこにも迷惑かけない為に、国を作る事になった
・ルクルの幼馴染みで、奴隷のリッツとの合流
・記憶の欠損と、虚無の女神について
・世界各国の情報ダイジェスト
・モンアードにそそのかされて建国地を決める
・建国と神託による建国宣言
───【作中の期間】
4041年03月~4041年05月
───【登場キャラ】
・ワールドン(ワド、エターナルドラゴン)
年齢:17歳(自称)
備考:国際指名手配をされているドラゴン。
・ルクル(ケタ)
年齢:13歳
備考:前世は日本人。腹黒。鬼畜。
・エリーゼ・ホリター公爵令嬢
年齢:21歳
備考:撮影の楽しさに目覚めた全力女子。
・リゼ(エリーゼ・ホリターと同一人物)
年齢:21歳
備考:伝心がトラウマ。
・カルカン
年齢:20歳
備考:へべれけ猫でKY。戦闘では強い。
・アルフォート・ホリター公爵子息(アル)
年齢:16歳
備考:常識担当のポジションに就く。
・ジャック
年齢:38歳
備考:エリーゼの筆頭従者。
・マイティ
年齢:25歳
備考:エリーゼの従者。
・ボン
年齢:28歳
備考:エリーゼの従者。DIYが得意。
・ミカド・ザグエリ国王
年齢:37歳
備考:ザグエリ王国の国王。直情的で短絡的。
・リベラ
年齢:23歳
備考:バンナ村で出会った妊婦。帝王切開で出産。
・ビット
年齢:0歳
備考:リベラが産んだ赤子。ワドが名付けた。
・サブレー・ハート侯爵
年齢:45歳
備考:カイナ諸島で出会った親切な貴族。
・ステラ
年齢:19歳
備考:カイナ諸島のキスイブ村の平民女性。
・リッツ
年齢:11歳
備考:奴隷だった赤髪の女の子。ルクルの幼馴染。
・ソルティーバ
年齢:57歳
備考:トーハト王国のロイクブーケ村の女村長。
・ヴェスト
年齢:22歳
備考:トーハト王国のロイクブーケ村の青年。
・モンアード・レート・メイジー侯爵
年齢:41歳
備考:港町モンアードの領主。元王族。
・緑(インビジブルドラゴン)
年齢:不明
備考:風の一柱で、不可視のドラゴン。
・ベコウ・ストロー宰相
年齢:49歳
備考:ザグエリ王国の宰相。一代で成りあがった。
・ナパップ・フェグレー将軍
年齢:33歳
備考:ザグエリ王国民衆の英雄。
・アジャイン・トカプリコ将軍
年齢:34歳
備考:ザグエリ王国将軍。元帥へと昇進を果たす。
・ポポロ
年齢:19歳
備考:ポロッサ温泉組合の若旦那。テトサと双子。
・テトサ
年齢:19歳
備考:ポロッサ温泉組合の看板娘。ポポロと双子。
・ロワイト・ホリター前大公
年齢:47歳
備考:ホリター公爵家の前当主。エリーゼの父。
───【本章の閑話】
・ベコウ・ストロー視点の「閑話:神罰と新たなる国策」
ザグエリ王国の宰相ベコウ・ストローから見た、王都事件と奔走に触れています。
・エリーゼ視点の「閑話:独占ライブのベストショット」
盗撮を許可する過程に触れています。
今後、撮影が激化していく発端でもあります。
・ポポロ視点の「閑話:浴場持ち込みと必死の説得」
カービル帝国の民であるポポロから見た、候補地選定の様子です。
・ルマンドの父親ロワイト・ホリター視点
ホリター公爵家の一番の危険人物、ロワイトから見たワールドン王国の建国の印象。モンアードの暗躍が漏れだした事も触れています。
基本的には、別視点での世界観の補強とキャラの掘り下げとなっています。
───【本章の要素目安】
物語重要度:★★★☆☆
世界観要素:★★★★☆
シリアス度:★★★☆☆
コメディ度:★☆☆☆☆
パロディ度:★★☆☆☆
ドラタン度:★★★★☆
───【本章の補足】
建国までのお話になります。
それと、この章から登場するリッツは、章が進むほどに重要な人物になって行きます。
記憶の欠損に対する世界観設定も、後に大きな要素となります。
リベラの出産とビットの名付け、リッツとの出会い、建国&神託、を抑えておけばOKです。
如何でしょうか。本編を楽しむ手助けになれば幸いです。
※情報漏れなどありましたらご指摘をお願い致します。
※ドラタン度は、ドラゴン成分やドラゴン達の友情、ワドの心の成長などの項目となっています。