大罪の設定について
───大罪の設定について
本作ではドラゴンごとに大罪の裏設定がありますが、一部は独自解釈で組みこんでいます。
◆色欲
色欲→エロス→生命と設定しており、金を担当するドラゴンは生命を司る神となっています。
色欲のカラーに金を選んだのは、金色が歴史的にも多くの人類を惑わしてきたことを含んでいます。
◆暴食
体内に取り込むこと全般を指して解釈しています。
そのため、無差別に情報を取り込むことを含むようにしていて、知識欲や承認欲求の権化のような形に落ち着きました。
元の食べる意味も残してはいます。ですが、黒を担当するドラゴンが俗物っぽくて、色んな物事にちょっとずつちょっかいを出すのはこの辺りの設定が影響しています。
色は「何でも取り込むもの=ブラックホール」のイメージで黒にしました。
◆怠惰
大罪との解釈は同じです。
色を何にするかは悩みましたけど、ドラゴンたちのアイドル的な存在ということで銀(銀幕スター的なイメージ)にしました。
◆強欲
大罪との解釈は同じです。
決まったのは最後で、属性が風しか余っていなかったのもあって、色はなんとなく緑になりました。
大罪に紐づく性格設定が、単に欠点にならないようそれぞれの長所を用意しています。その中で強欲は悩みましたけれど、「友達思い」を手に入れたことにより緑を担当するドラゴンは親友ポジに収まりました。
友達思いなのは、「友達すらも自分の所有物と考える」ことと「物欲が強いけど手に入れたものは殊更大切にする」という関連付けです。
◆その他
他は概ねそのままの解釈です。
色も即決でした。




