クエストクリアでランク上げ
「これは俺の家に伝わる家宝の一つ力の指輪、こいつの使い方は簡単で血を一滴垂らすだけ、そうすると望めば望むほど手に入る力は大きくなっていく、それは自分で扱える力を超えても増え続ける、デメリットはどんなに短く使っても1日以上倦怠感が続く」
〜朝.剣と地図、自室〜
礼「うーん、何だ今の夢何となく昨日手に入れた指輪に似てる気がする、まあいいや早く下行きますかね」
〜ロビー〜
タイト「お、起きてきたか昨日はお疲れ様、起きてくるの遅いから心配したぞ」
礼「あれ?そんなに遅かったかな?ごめんね」
タイト「いや問題ない、どうする?もうギルド行くか?」
礼「そうだね、どっか食べ物買いながら行きたいかな」
タイト「あーじゃあここで食べてこうぜ、朝飯うまいんよ」
礼「へぇー、じゃあそうしますか」
そう言って昨日の娘さんに朝ごはんを注文した
店主の娘「おっけー、お母さーん!朝の一つ」
しばらくして朝ごはんが出てきた、内容はよく見る食パンに似ているのと、サラダ、クリームスープ、ソーセージ2本がついていた、
礼「う〜ん!おいしい、こんなに美味しいの食べたのいつぶりだろう!」
タイト「そんなに?お前今までどんな食事だったんだよ」
礼「いやまともなんだよ?まともなんだけどほぼ保存食みたいな感じで、他の人は普通に食べてた感じかな、はは、まぁ亜人差別だと思うよ」
タイト「あ、その、なんかすまんな」
礼「いいよいいよ、実際そいつらについてったら自由になれた訳だしね」
タイト「そうか、そういやお前この後どうするんだ、ギルドで昨日の鑑定結果聞いた後って話な」
礼「うーん特に決めてないけどしばらくここに滞在してランク上げして別のとこ行くかな、放浪でもして楽しくする予定さ」
タイト「そうか、じゃあそろそろ行こうか」
〜ギルド〜
受付「あ、タイトさんにレイさんちゃんと照合出来ましたよ!、やっぱり噂通り新種でしたね、まさかゴブリンに騎士タイプと知性の高い魔導士タイプがあるとは、そしてゴブリンジェネラルもいました、近くに集落ができている可能性があるので追加で依頼を出す予定です」
タイト「あーそうか、そこまで考えてなかったな、と、そういやこいつのランクはどうするんだ今回俺だけじゃなくこいつもいた訳だが」
礼「おい、こいつではなくレイと読んで欲しいのだが?」
タイト「あーすまんすまん、まぁそうゆうわけでレイの方もあげるべきじゃないか?後報酬に関しては2分割してくれ」
礼「いや待て、それは違あと思うよ?確かに手伝いはしたけど、カードあるのはその後ここで作った訳だしその時持ってなければ無効では?後報酬はそっちが7コッチが3だよ、流石に大将の首取ったとは言え、倒してる数が違うからね」
タイト「でも、新種を1人で2匹とも倒して、かつジェネラルまで倒したんだから正当な報酬だろ、流石におれが7はないなんなら俺の方が少なくなるべきだ、あとカード無くしたんじゃないんか?」
礼「それは、うーん今はどうでもいいでしょ?でも成果は数が証明してるじゃない!」
タイト「あーお前逃げたな...」
ガミガミガミ
受付「あのーでしたらパーティー登録して均等分配の規定に従えばいいんじゃないでしょうか?」
タイト・礼「「それだ」」
礼「ルールがあるなら先に言えよ、そうしたらこうして議論する必要もなかったじゃないか」
タイト「いや、俺ずっと1人でやってきたから知らんかったわ」
礼「やーいぼっちー」
タイト「なんだとお前」
受付「あのーここで喧嘩しないでもらっていいですか?まだ話すことあるので」
タイト・礼「「すいません」」
受付「レイさんのランクについてはギルド長とお話しするのでついでに今から追加する集落の探索できれば壊滅までお願いできますか?」
タイト「俺はいいが、レイお前はどうだ?」
礼「いきなり呼び捨てかい、まぁ私も暇だしどうせランク上げようと思ってたからちょうどいいですねやりますよ」
受付「ありがとうございます!ではいってらっしゃいませ」
〜門の外すぐ〜
タイト「とは言ったものの、どこ探すか」
礼「え?普通に昨日の所行こうよそっから逃げた先にあるでしょ?」
タイト「あー確かに、そこ行くか」
〜戦いの跡地〜
礼「ここだね、すんごい血だらけ、じゃあ痕跡追っていくか」
タイト「お願いします」
礼「任された」
〜数十分後〜
礼「ここですね、まぁまぁおっきめですね」
タイト「そうだなこれだけならそうかもしれないけどちゃんと奥見てみろ崖んとこ亀裂はいっるじゃん、そこの奥洞窟になっててそこから出てきてる可能性が高い」
礼「へぇ、なるほどねぇ、じゃあちょっと時間もらっていい?したいことがあるので」
タイト「ああ、もちろんおれは相手の行動見てるで」
礼(よし、じゃあまずスキル作成無詠唱、魔法特化、魔法作成ファイア、エンハンス、あれなんか後一つ必要なやつがあった気がするんだけどなんだったかなまあいいやあとで作るか)
<スキル無詠唱>
よくある呪文唱えなくとも魔法を放てるやつです
この世界では呪文名だけいえば放てるので連射性のあげるためにこのスキルを作りました
<スキル魔法特化>
礼ちゃん、器用貧乏型のステータスをしているのでこのスキルを使うことにより魔法攻撃防御魔力量が上昇し、魔法に特化した形になります。
あなたが前線を張るなら私に後ろは任せなさい
<魔法ファイア>
よくある初級の火の玉放つ魔法です。
連射性能はいいけど火力が低くてコスパがいいタイプ、置き土産とかに使うといい。
これは最上位火魔術ではないただのファイアだ
<魔法エンハンス>
筋力とか身体能力全般上げる魔法
魔法特化使用時に下がった身体能力の底上げによく使うデメリットが体の負荷と倦怠感が上昇し魔力消費
礼「よし、準備できたよそっちはどんな感じだい」
タイト「特に変化はないかな、どうする?洞窟の方処理するか外から正々堂々やり合うか」
礼「自分の技的には正々堂々がいいけど、楽なのは洞窟処理する方な気がするね、まぁミスった場合挟み撃ちにあって100%終わりだけどね」
タイト「じゃあ、正々堂々行きますか」
〜ゴブリン集落にて〜
ザク、スパ、ボト、...
タイト「正々堂々とは、これ如何に、暗殺し始めたんだけどあの娘、これ俺出る幕なくね?これ俺いらんかったよな、て誰に話してんだ俺」
礼(なんとなくなんかのシーンでこうゆうやり方があったからやってみたけど結構いいなでも刀だけだと敵倒しずらいな)
礼「創造、小刀」
<小刀>
よくサムライが刺してるちっさい方の刀
使い道はよくわかってないけど切腹とかの時に使ってるイメージが強い、あとあるゲームでは暗殺用にめちゃくちゃ重宝した
ゴブリン「ギギ?!」
礼「やっべバレた」
プーーー!!!!
サクサク
礼「くっそ、ちょっと倒すまで遅かったか、タイト!!バレたからこっから正々堂々やりますよ!」
タイト「おう、了解した!」
礼「スキル剣の墓場!、流水刀舞!」
前回の反省を活かし相手に予測されずらい動きをしつつしっかりと一太刀で倒す
礼「なかなか多いな、でもそろそろ表側の方の処理は終わりそうだな」
どん、どん、どん、
タイト「は?なんでオーガがゴブリンといるんだよ、くっそ、めんどくさいが依頼だから仕方ない倒すか」
礼「先に周りのゴブリンぼこして最後の一体にして私が倒すからさっさとこいたら倒そう」
ザク
礼(ふぅ、ラス1倒した、後あのデカブツだけたな)
「ふぅ、よし決めるぞ!」
スタタタタ、トン、スパ
礼「うーん、浅いな、ただの中年おっさんをデカくしたみたいな見た目だからいけると思ったけどこれ筋肉硬すぎじゃないか?これならいけるだろ、紫雷瞬斬」
シュピーン、すぱ、
礼「はぁ?これでも行かないかさっきよりはいるけどこりゃ武器の性能が低すぎるかまだ使いたくなかったがこっちなら魔法だしいけるだろ、スキル 魔法特化」
ぼ、ひゅーん、ドーン
オーガ「グガー!」
礼「お、結構聞いてるみたいだな、タイト!魔法なら結構ダメ入るみたいだ、ここで使い切る感じでもいいからこいつを倒すぞ」
タイト「了解、ファイア!」
〜数分後〜
ド、ドーン
礼「あーやっと死んだよこいつマジで持久力あり過ぎ」
タイト「あぁ、本当にそうだなこいつも変異種か?ってぐらいかかっちまったな」
礼「洞窟はどうしようもないなここまでボロボロだと集落の方だけ燃や―」
しゅん
礼「は?ごふ」
ポタポタ、ドサ
礼の腹のところに小さな風穴が空いていたそこから血が溢れてくる
タイト「お、おい礼どうした、この傷、魔法か」
???「くくく、その通りですよそこのピンク髪の青年、正確には間違いですが魔法の応用で間違いありません、もっともただ魔力を固めただけなのでね」
そう言ってくる死神のような風貌の人物が歩いてくる、風で時折見える顔は骸骨だった
タイト「貴様何者だ!」
???「くくく、そうですね、今から死にゆくものに名乗っても仕方ありませんが、冥土の土産にでも教えてあげましょう、私は魔王軍四天王の1人ネクロマンサーにして最高の魔導士であるスカルと呼ばれている者です」
タイト「な、なんでこんなところに四天王が」
(こいつは逃がしておかないと多分こいつならスカルに対していい有効打をいつか作り出すはずだから)
「ま、俺は死ぬつもりがないので名乗っておこう、魔導士のタイトだ!」
スカル「ほぉ、言いますねタイト、そこの前線も後方もできる強い方はすでに生きていても何もできない状態のはず、一体どうするというのです?」
タイト「さぁな?だがここで死ぬわけにはいかないんでね悪あがきさせてもらうよ」
スカル「くくく、威勢だけはいいようですがどこまで私を楽しませてくれるのでしょうか見ものですね」
タイト「ファイア!」
スカル「いくら私がアンデットだからと言っても火の魔法の対策をしてないわけないじゃないですか、これだから本読んでるだけの物どもは…」
タイト「ファイアバインド、ファイアウィップ」
<ファイアバインド>
拘束魔法で、序盤に手に入る魔法レベルや魔力などが上がれば上がるほど拘束力は高くなる
<ファイアウィップ>
炎をムチのように使う魔法魔導士などが魔法を使うには近いけどぐらいの距離で使うのがちょうどいい
今回タイトは拘束用で使用している
バチン、ヒュルルル、ギュ!
スカル「な?!そんな魔法を使ってくるとは少し油断してしまいました」
タイト「ファイアボム!」
<ファイアボム>
タイトが一番最初に礼が来ることになった要因の魔法、ただの焼夷弾に爆破ダメが追加されたものと思えば分かりやすいと思う
ドーン!
タイト「これで終わってくれると楽なんだけどなぁ、人生そんな甘くないよな」
スカル「くくく、えぇその通りです、流石に今のは危なかったですね、よく考えているようですね大変素晴らしい、しかしわたしにはまだ届かないですね、ではそろそろこちらもいかせてもらいますよ」
タイト「く、まだゆうほどレベルも魔導士としての熟練度も低いからな、できることも少ないんだよな」
スカル「苦しませずに殺して差し上げましょう、はあ!」
するとスカルの開いた手から黒い球体が作られた
タイト「はは、この攻撃は流石に防げねぇなここまでかね、起きるまで耐えることすらできなかったか」
礼「いいや、ちゃんと耐えれてるよ、心配するな、私があとは受け持つよ、創造スキル天秤、ついでにエンハンス!ほら、タイトははよ離れな?まだあんまりなんだろ?ちょっとみときーや」
(くっそエンハンスのデバフきついなでもちょっと試してみるか)
タイト「礼なんでここに!いや頼んだぜ」
礼「任されたよ、よし重ね掛けしますよ、エンハンス!エンハンス!」
(はぁはぁ、動けねぇこれ重力変わってるだろ、でもここで今作ったスキル天秤の出番)
スカル「なぜ貴様が動けている、確実に急所を貫いたはず」
礼「ちょっと黙ってやがれガイコツやろう」
<スキル天秤>
自分の望むものとその対価を支払えばあらゆる事象を実現できる、ただし対価は相手の納得するものでないといけない
礼「我が望むは取引、我が願いに答えし神よ今ここに顕現せよ」
神の声「汝何を望み何を対価とす」
礼「身体負荷を無くしてくれ、対価に私の魔力をやろう」
神の声「その望み叶えてやろう」
その声が聞こえたあと礼の体からは負荷が消え虹色の魔力が漏れ出ているように揺らいでいた
スカル「なんだそれは見たこともないぞ!あぁ、私もまだまだ未熟ということかこんな素晴らしいものがあるなんて」
礼「ごちゃごちゃうるさいんだよ、お前の番なんか来ないものと思っとけ」
しゅん!
エンハンスを3回重ねがけしたことにより、音を置き去りにしてスカルの前まで行き顔面を思いっきりぶん殴った
スカル「ぶは」
礼「あぁ、そうかまだ魔法特化の方かまあいい魔力の親和性も高くなってるしなちょっと試してみるか」
そうゆうと手に炎が宿り揺らめいている
礼「お、成功したこれはそうだな、いや今はいいや、これを両手につけてと、じゃあやるか」
スカル「く、このままではまずいですねファイアシールド!、マジックバレット!」
<ファイアシールド>
対炎属性の魔力シールド火属性に強くなるそれだけ
<マジックバレット>
礼の体に風穴をあげた魔力を固めただけのやつ発射速度、燃費、発動までの時間がとても短く低いかなり有能な魔法ただ魔力を固めるという行為を成功させるために長い年月を有する成功さえすればとても簡単にできるようになる
礼「遅すぎてあくびが出るぐらいだぞ、ほらもう1発くらいな!」
(つっても目の方は強化してないから結構危ないんよな早く決めないと風穴塞がってるわけじゃないし結構体力ないしな)
スカル「あまり調子に乗ならない方が良いですよ?あまり体調もすぐれないようですし、マジックバレット...」
礼「同じ攻撃食らうかっての、オラ!」
パリーン
二度の攻撃を受けてファイアシールドは砕けてしまった
礼「3発目くら…」
ぱしゅ、ぱしゅ、
礼「な、は?くそ追尾、弾、か、よ」
バタ
スカル「ふぅ、流石に今回は危なかったですね、ハイになってくれてたおかげで追尾の方に変えてるのに気づかれずに済みました、まだタイトと言いましたか、あの者が残ってるはずですね、さっさと殺して、いや私が出る必要はありませんね、召喚ガイコツ小隊、女は無視して男を探して殺しなさい、さて帰りますかね。?、あの女の姿が消えて、まさか?!」
礼「ワンモア、チャーンス、ファイアストーム」
<魔法ファイアストーム>
任意のある一定範囲に炎の台風を作り出す
フレンドリーファイアが起きやすいので注意が必要
ファイアストームで召喚された骸骨は消え、スカルもまあまあな痛手を負うこととなった
スカル「貴様本当になんなのだ、いくら小さいとはいえそんなに風穴開けられたら普通痛くて動けないはずですが?!」
礼「はぁはぁ、ごちゃごちゃうるせぇよ、こっちだって仲間の命預かってるんでな、この命が燃え尽きるまで戦ってやろう、ふぅ、魔法特化解除」
居合の構えをして十八番となりつつある紫雷瞬斬を放とうとする
しかしスカルの後ろから今までの比ではない爆発が起きた
スカル「ぐはぁ、あやつまだそんな力をここは一旦退却しなければ」
礼「逃すわけ、ないだろ!紫雷…」
スカル「煙幕!」
ボン!
あたりが白い煙で満たされてよく見えない
礼「くっそここ、まで、か」
バタン、たったったった
タイト「礼、おい礼!ってこの出血量と傷はまずいとかのレベル超えてる、は確かこれ…」
そこで完全に意識が途絶えた