襲撃の撃退と昇級クエストの開始
英雄
英雄とは一般人にはなし得ない事をしたもののことを言う
勇者などがその良い例だろう魔王なんて言う一般人が相手すれば赤子の手をひねるように殺される相手に対して、抵抗できる者だから
では今回の礼はどうだろうか、単身で大群の中に入り込み1人で一方を制圧し、最後に1人で大群のボス格を倒してしまった。だからこそ一般人がなし得ないことをした彼女はこう呼ばれるだろう
「英雄、英雄だ!あの獣人が大群の頭らしきモンスターを倒したぞ!」「やつは他の奴らとは違う人間のために命をかけたぞ!」
礼「ふぅ、これで終わりか?と言いたいけどまだ終わらないよねぇ」
残りのオークたちは指揮官が消えたことにより統率がなくなり倒しやすくはなったが数が多く一筋縄ではいかなそうだ。
礼を囲んでいたオークたちは段々と礼に近づいてきています
礼「これ、数の暴力ってレベルじゃねーぞ」
楼流「そんなこと言っとらんで早く戦ったほうがいいぞ、周りのやつが集まってきている」
事実楼流の言う通り段々と近くにいたオークたちが集まってきます
礼「確かに戦わな...いと...」
楼流「?!、礼!どうしたのだ。」
礼はその場に倒れてしまう。一個前のダンジョンでもあった魔力欠乏状態になってしまう、前回よりも症状が軽く意識がなくなるまではいかなかったがあまり動けない。持ち物からMPポーションを取り出し飲む
それでもすぐには動けるようにはならない
楼流「礼早く動け、さっきも言った通りあの技はまだ使えないぞ!多少は抑えておくから早く起きろ」
楼流は礼から刀を取りオーク達を抑える。刀が剣すり抜けて攻撃してくるのでオークたちはうまく攻撃できず楼流に倒されている。
少しの間楼流が抑えていると空から火の玉が降ってきて周りのオークを焼き殺しそのまま壁としての役割もしている
ソフィア「ごめんなさい!上から他のところを先にやれと言われて遅くなりました。今退路を作るので待っててください」
そう言うと周りのオークがどんどん魔法で倒され、王都の方に炎の道ができていく
ソフィア「急いで渡ってください!動きを見る限りありえないと思いますが先程のような敵がアタ現れないとも限らないので」
礼もようやく動けるようになり急いで道を走る
しかし、眼の前に氷が飛んでくる。どうやら敵の方にも魔法使いがいるようだ、少し足止めを食らうがその氷を乗り越えて更に向かっていく
ソフィア「まだいたの?!もうめんどくさいなぁ。魔法勝負で私に勝てるはず無いんだから引っ込んでて」
ソフィアはそう言いながら、相手に攻撃してくれている
ソフィアの支援のお陰で礼たちは安全域まで逃げることに成功する
座りながら自分のいた位置以外を見ると魔法が飛び交っていたり、タイトのであろう光の斬撃が待っていたりしていた
ソフィア「お疲れ様、残党狩りは任せておいて」
礼「うん、ありがとう」
礼に労いの言葉をかけつつソフィアは戦場に戻っていく
くらいが高そうなジジイ「なぜこんなところで休んでいるんださっさと戦いに行かないか」
ソフィア「ちょっと待ってください彼女はあの大群のリーダーを倒して疲れてるんですよ!しかもその前だって1人で数多くのオークもたおして...」
くらいが高そうなジジイ「そんな事知ったことでは無い、どうせ戦いにしか脳のない獣人なんだその本領でも発揮させればいいだろう?」
ソフィア「そんな言い方...」
礼「いいよソフィア、私が行けば解決するし」
ソフィア「でも」
礼「いいてさっきソフィアのお陰で楽に戻ってこれたし」
くらいが高そうなジジイ「ああ、さっさといけ獣が」
礼は睨みつつも戦場に戻っていく
まず乱戦になるから短剣を二本作り、魔力を考えバフを使うとまた魔力切れを起こすかもしれないため使えない。
礼「囲まれてる人とかを助ける遊撃にしたほうが良さそうかな。魔力もすっからかんだし」
先ほども言っていた通り数により知的有利が覆されており、よくわかんないけど金稼げそうだし行ったれという考えの冒険者も少なくないため、押されている部分がいくつかある。
そこに礼は向かい周りの動きを確認してそこに合った戦力支援を行う。
支援を行った周りの反応は大体二つに分かれている
獣風情が人類の隣に立つな派と力強い戦力が来たと考える派である
その後は元剣聖と現剣聖が広範囲剣技で薙ぎ払ったり、四勇者がなんやかんやして王都襲撃は終わった。
今回も無事に終わったかや勝ったぞー!のような歓声など勝利ムードとなっている。
礼はそそくさとギルドに向かい襲撃防衛参加の報奨金とオークの頭を倒した特別報酬を貰う。
そこそこ多くのお金をもらうことになり手持ちが嵩張るなぁと思っているとどうやら、ギルド銀行の様なものがある様でそこに使わない分を入れておくことにした。
銀行の中にあるお金は基本的にどこのギルドでも取り出し可能とのこと
礼「勇者たちが来ないうちにさっさと移動しないと、といっても派手にぶっ放してたし、そもそも憧れの的だろうから、こっちに来るまで時間かかるか」
剣山やタイトが来るかと思って少し待機するが来る気配はない。ほかの冒険者がどんどん帰ってきているためそろそろ移動しようと考える。
帰ろうとすると受付が駆け寄ってきた
受付「すいません。クロミレイさんですよね。うちのギルド長がお話ししたいといっています。ご同行いただけますか?」
礼「ギルド長が?わかりました、行きましょう」
受付「ありがとうございます。ではこちらに来てください」
礼は受付についていく、受付カウンターの横にあった上り階段を上がっていく。下から見ても上に何があるかわからなかったが実際一つ部屋があるだけで他に何もなく、下が見えるだけでした。
部屋の中に入るとまだ若そうな男がいた
ギルド長「やあ、君が黒見礼君だね。ガルム村のギルド長から君の評判は聞いているよ!今回もとても活躍したとか。僕も行きたかったんだけどねこっちの仕事やら上の爺さん方達に呼び出し食らったりしていけなかったんだ。」
その後口やらなんやらを長くされてげんなりして帰ってやろうかとも思ったとき、自分のことを呼びに来た受付が咳払いの後、ギルド長を止めて話をさせ始める
ギルド長「申し訳ない、最近人使いが荒くてね、文句を垂れてしまったよ。僕の名前はセドリック。またの名をウルトラレッドと呼ばれている冒険者兼ギルド長さ」
礼「わかりましたギルド長さん。ところで私は何の用で呼ばれたのでしょうか?」
セド「固いなぁ、セドリックと呼んでくれよ。とりあえず呼んだ理由だけど、向こうのギルド長からの申請で君をAもしくはSに上げるよう言われている。君の功績を見れば妥当と言わざる負えないのだが、歴が短いのと君の過去がわからないそのために、いくら冒険者ギルドのギルド中の最高責任者といえどはいそうですかと上げるのは難しい、そこで一つクエストをクリアしてほしい」
礼「なるほど、確かにそうなると上げずらいですね、わかりました内容と条件は何かあるでしょうか」
ギルド長「クエストの内容は先の襲撃を行ったオークたちのダンジョンのクリアだ。条件は1週間以内でクリアすることそれを過ぎるとそのままBランクで頑張ってもらうことになる」
礼「わかりました。そのクエスト承りました」
セド「頼んだよ」
礼は長室を後にして下をのぞき込む、するとさっさと帰っておけばよかったと思う人物がそこにいた。
案の定勇者どもがいた。
礼「げぇ、あいつらがいるよしかも今回は全員揃ってるし、どうしよう気づかないで帰ってくれないかな。」
すでに弓があたりをきょろきょろし始めているのに気が付き顔をひっこめる。勇者たちが帰らないと礼はギルドから出ることができない
聞き耳を立てているとどうやら剣のやつがごねているようだ。内容は何ともまぁ終わっているもので、どうやら活躍した割に金が少ないからもっと増やせだの、勇者だから割り増しだだとか横暴にもほどがあるだろと思う内容が出ている
礼「相変わらずだなぁ」
そういう感想しか出てこず勇者が行った受付窓口の受付嬢に礼のみならずギルド職員や冒険者の大半が憐れみを感じている
???「おいお前らいくら勇者といえどその対応はないだろ、そんなに金が欲しいなら王様にでも泣きついて来いよ」
そんな声が聞こえた、どこかで聞いたことのある声だったため吹き抜けからのぞくとなんと剣山だった
礼(おい剣山お前が出しゃばったところで下手すりゃ殺されるぞ?!)
礼は声には出せないがそう思ったどうにかしないとと思っていいるとタイトとソフィアもいたようで必死に勇者をなだめていたが、どう見たって剣がぶちぎれていて剣山がやばそうだ
礼はmp回復ポーションを飲み気配を変える仮面を作りつけるついでにフード付きのローブも作り出し一目で元奴隷のやつとは勇者たちも思えないようにした
とうとう剣が激高して剣山を切ろうと剣を抜き振り下ろすが間一髪で、礼とタイトの剣が勇者の剣を押しとどめる
礼(わざわざ出るまでもなかったかな?)
そう思いつつもみんなのことを待っていたわけだからちょうどいいとも思っていた
剣「貴様は何者だ!剣聖だの鍛冶師だの天才魔導士だのいろいろイラつかせやがって容赦はしないからな」
剣の勇者は明らかにやばそうな技を準備している
タイトはそれを相殺できるような技を準備しているようだ
ちなみにまだギルド内です。冒険者たちはみんな我先にと出ようとしています。ちなみに残りの三勇者は激昂を確認している時点で逃げ出しています
剣とタイトが技を放とうとしたとき、ふっと剣のほうからの力が消滅します
剣がタイトのほうに注意を向けている間に礼が背後に回り峰内で意識を刈り取ったようです
礼「ふぅ、これで被害ゼロだね」
どうにか発動前に気絶させ何も起こらなかった
礼「お疲れ様、タイト」
タイト「どうして俺の名前を知ってるのかは知らないけど助かったよ、奴らは勇者という職業に縋っているクズだからなぁ」
ソフィア「あまりそんなこと言わないんですよ、もし聞かれたら今度こそ消し飛びますって」
礼はタイトの発言から自分がまだ仮面を外す
タイト「なんだレイだったのか、誰かわからなかったよ」
ソフィア「その仮面には認識阻害でもついてるのですか?その仮面の周りだけ魔力が歪んで見えるので」
その後もいくつも質問された後解散になった、剣はギルド職員にどこかに引きずられていった。
タイトに明日家に来てほしいといわれたので集合場所を決めてホテルに帰ることにした。




