天に昇りし、かの王よ、小さきものどもに何を思う、その3
礼「スパートかけてさっさと抜けないとやばいな、でも適当にスキル使うと後で大変なんだよな、スキル発動、逆境、戦闘集中5倍、エンチャント ファイア、ウォーター、アイス、三種混合炎氷水衝」
〈三種混合 炎氷水衝〉
エンチャントでファイア、ウォーター、アイスの魔法を混ぜて拳に纏わせる技
タイト「天秤と魔法特化はつかわなくていいのか?」
礼「あれは魔力の消費が、マジでやばいから、今使うと多分ポーションが足らなくなる」
タイト「なるほど」
楼流「一気に奥まで行くぞ、礼合わせろ」
礼「了解、そっちに合わせるよ」
楼流「ほぉ、師匠を立てるのかいい心がけだ、気術 格闘技 混合 飛拳衝」
〈気術 格闘技 混合 飛拳衝〉
拳の形をした黄色い塊を気を使って生成し打ち出します。格闘技、気術の熟練度が高いと強くなる
礼「スキル作成、突撃 突破 破群突」
〈スキル 突破〉
大群や囲まれている時の突進系のスキルの威力と範囲の上昇する
〈スキル 突撃〉
突進系のスキルの威力とノックバックが上昇する
〈スキル 破群突〉
拳を突き出しながら前に突撃する技
2人の技で前にいた数十体程度の鎧が吹き飛ぶもしくは倒されましたがしかし、何せ数が多いので少ししか進めません
礼「これどうやって向こうまで行く?」
楼流「さっきみたいにスキル使ったりして少しずつ前いくしかないだろ」
剣山「まだ後ろから来てないからいいが、さっきの虫どももしくは後ろに鎧どもが追加されたら厳しくなるぞ」
楼流「だが、それ以外に進む方法もないだろ」
礼「...あ、タイト、ファイアボム向こうの真ん中あたりに撃てる?」
タイト「その手があったか、じゃあちょっと時間かかるからそれまで耐えてくれ1分ぐらいでいい」
礼「了解!それじゃあやりますか」
楼流「それがあるならさっさと使って欲しかったがまぁ効くかもわからなかったしな」
礼は炎氷水衝の効果で相手の鎧を風化させ少しの力で敵を薙ぎ倒し、楼流は気の力と体術でうまく相手の頭と体を引き剥がしています、剣山は言わずもがな叩き潰していますね
タイト「準備できた離れろ!」
3人とも一斉に離れ鎧達の最初から最後までギリギリの範囲でファイアボムが撃ち込まれました
すると見えていなかった奥のゴールらしきものが見えます
タイト「全員最後まで走れ!」
全員が全力で走り抜けようとします、楼流、タイト、剣山がゴールに入って礼が入るとそこは別の部屋でした
後ろの扉は閉まり前には玉座がありそこには真っ黒い体に沿うように作られた鎧がいました。明らかに先ほどまでと違う様子があり、またボス戦かよと礼は心の中で思います
少しすると頬杖をしていたその王のような鎧は立ち上がり王座に掛けてあった大剣を片手で持ち上げます
礼が楼用の刀を取り出しエンチャントの炎氷水衝を刀に纏わせて構えた時すでに目の前に大剣がありました
礼は戦闘集中と反射で動いたことにより感覚派が発動しギリギリで避けることができた
礼「あっぶ」
バタン
バランスを崩した礼はそのまま床に倒れてしまう
相手は横薙ぎした剣をそのままの勢いで上段に持っていき振り下ろそうとする
礼「魔法作成 魔法障壁」
〈魔法 魔法障壁〉
俗に言うバリアです。壁なので今のところ前方だけに展開できます
礼「魔法障壁!」
礼は魔法障壁を目の前に展開しほんの一瞬の隙を作り上段斬りから避ける
礼「あっぶね、少しも気が抜けない、スキル発動ビーストモード、戦闘集中最大10倍!魔法特化、天秤、エンハンス×3、刀どこやった?!」
礼が刀を探すと鎧の近くに落ちていた
礼「しゃーない、エンチャント 炎氷水衝」
礼は全力一歩手前で相手を迎え撃とうとする、鎧が大剣を肩にかけ一気に近づいてくる
礼は鎧の攻撃を紙一重で回避し続ける、隙を見つけて大剣の腹に強打を打ち込む
礼「かった!これただの鋼とかのやつじゃないな、これは本体に対してしかダメージ通らなそうだ」
相手と距離を取り刀を回収する
礼「これで剣を避けやすく...半分しかなくね?」
鎧に踏まれたのか刃の部分が半分から上がなくなっていた
礼「一旦ストレージに入れといて、スキル発動 焔」
鎧も礼が本気だと分かったのか大剣を体の前に出し天に掲げ騎士のような構えをする
そうすると目があるであろう位置が赤く光り獣のような構えに変わった
礼「これは真化使うか、ダメージ喰らうからあんまり長い時間使えないんだよな」
礼が今度は鎧に近づき相手の腹のところにグーパンを入れます
礼「んな?!」
鎧はびくともせずその場に残っていた少しのけぞったのかもしれないが一瞬回避が遅れたことによりかすり傷を受けてしまう
礼「くそ、やっぱり一筋縄じゃいかないよな、力の指輪使ってもいいけどあれ使ったら体やばいんだよなもうちょいしてからだな」
何度か回避や反撃を重ねていき相手の鎧を凸凹に礼も切り傷を何箇所か食らっている、不屈な身体でダメージを減らしてはいるが持続ダメージのせいでジリジリ苦しくなっていく、しかし敵は弱くなるほど強くなっていくように感じる
礼「これは力の指輪使うしかないな」
礼は切り傷から出ている血で力の指輪を発動する
礼「これが本当の本気だ」
消費される魔力が多く、礼の後ろから漏れ出てまるで虹のマントのようになっていた
礼「それじゃあ最終ラウンドだ」
礼は拳同士を打ち付け駆け出す
先ほどとは比べられないほど早く鎧を翻弄できている
礼「スキル発動 蜃気楼」
礼は何人にも増えて敵をさらに翻弄する
何度も何度も殴りついに鎧がふらついたので襟のところと兜のところを掴み引きちぎろうとする
礼「いい加減終われー、おえ?」
鎧は礼を掴み壁に投げつける
礼「うげ、こいつあれを片手で持てるぐらいだからそうか」
鎧はすぐに飛んでくるように近づいてきた
礼「ちょ、お前まだ動けるのかよ、うわぁ」
(やべ、チャージ分切れそうだし体力もやばくなってきた、どうするどうすればこいつを倒せる)
礼は全力で考える時間を稼ぐために逃げます
鎧は鎧がないかのように礼にジリジリと近づいてきています
礼「これ以上スキルは...あれなら、でも足りるか?魔力半分とチャージが少しダメをしであれまたして」
鎧が礼に掴みかかろうとしたその時、礼は体のバランスが崩れるのを気にしないで後ろを振り向きバックステップで掴みを回避し、残りの魔力のほとんどと、焔のチャージ分を使用し
礼「スキル簡易合成 ソーラービーム×ロシアンルーレット 神々のお遊び」
〈スキル 神々のお遊び〉
ソーラービームを弾として放ち光線銃みたいな感じにする技
暴発が出た場合熱量がすごいことになり使用者もただじゃ済まない
銃口がほとんど鎧にくっついている状態でトリガーを引いた
礼「暴発こい!」
狙い通り暴発が出て礼と鎧は眩い光と煙に包まれた
礼は魔法障壁で銃を持っていた右手以外を守りどうにかなった
鎧はところどころ熱で赤くなっていたが溶けてはいなかった
礼「あれを食らってまだ」
鎧は立ちあがったが、膝から崩れ落ちるように倒れてしまった、その後数秒後大量の青い液体が鎧から流れ出てきて全く動かなくなってしまった
礼「やっと終わった、本当にいい方にも悪い方にも運がいいな私」
礼は壁に寄り掛かり座り込んだ
少し短いですが今回はここでキリがいいのでここまで!




