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琥珀の瞳とさよならを

詩のような作品です。

琥珀色の瞳をした貴方のこと

私はとても好きだったの

愛していたわ貴方を誰よりも

だから愛おしくて

だからずっと抱き締めていたくて……

婚約が決まった時は嬉しかったわ

天にも昇るような気持ちって

こんな感じかしらって

冗談めかして言いたくなるほどに

喜び

浮かれ

馬鹿みたいだった

けれどもそれは貴方の本性を知らなかったからね

貴方の本当の姿を知れば

いいえ

知っていたならば……

きっとあれほどまでに愛すことはなかったでしょう


ウ・ワ・キ・モ・ノ


貴方は裏切っていたの

婚約までしていた私のことを

きっと軽く見ていたのね

私が貴方に惚れているから

そう油断していたのでしょう?

私は許すだろう

私はいなくならないだろうと


琥珀の瞳とさよならを


貴方とはもう生きてはゆけない

当然のことよ

当たり前でしょう

貴方は裏切ったのだから

相応の報いを受けてもらわなければね


琥珀の瞳とさよならを

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