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当然でしょう？
詩のような作品です。
涙がこぼれて
胸が痛くて
今は何も言えない状態でいるの
だって
あなたが婚約破棄を告げてくるなんて
少しも思っていなかったんだもの
当然でしょう？
だって
わたしたち上手くいっていたのに
わたしたち仲良しだったのに
あなたには
本当はもう一人女がいて
あなたは
本当はそちらを愛している
もう一人の女の方を本気で愛しているだなんて
思わなかったのよ
婚約者だったのはわたし
あなたが遊んでいたとしても
それでも
最後に結ばれるのはわたしなのだと
そう思っていた
当然でしょう？
だって婚約者なんだもの
まさか
わたしを捨ててあちらへ行くなんて
そんな
残酷なことをあなたがするなんて
夢にも思わなかった
今でも信じられないほどよ
嘘だと言ってもほしい
悪い夢だと教えてほしい
すべては現実ではなかったのだと
そっと目覚めさせて
額に唇を当ててほしい
