586/598
ねぇずっと一緒にいてくれるよね?
詩のような作品です。
ねぇずっと一緒にいてくれるよね?
いつだったか
そんなことを尋ねたとき
あなたは
そっと微笑んで
柔らかな声で返事をしてくれたよね
わたしの頬に
口づけを落として
優しいあなたは
いつも柔らかな物腰で
接してくれていたから
そんなあなたに
わたしは惚れていた
そんなあなたのことが
わたしは好きだった
ねぇずっと一緒にいてくれるよね?
あれはもう遠い過去の出来事
とうに思い出せないような
今とはかけ離れたような
どこまでも遠い過去のことなのね
もしかしたら
あなたはもう
覚えていないかもしれない
それでもね
わたしはきっと
永久に覚えているでしょう
ねぇずっと一緒にいてくれるよね?
いつだったか
そんなことを尋ねたとき
あなたは
そっと微笑んで
柔らかな声で返事をしてくれたよね
わたしの頬に
口づけを落として
あなたにはもう会えないけれど
それでもいいの
この想いは
ただ抱えたままで
そっと歩いてゆくの




