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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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543/598

わたしはどこへ向かっているのだろう?

詩のような作品です。

落ちてゆく

沈んでゆく

わたしはどこへ向かっているのだろう?


誰の声ももう聞こえない

誰にも見つめてもらえない

孤独という海を

暗闇をただ沈んでゆく


そこに理由などない

そこに深い意味など存在しない


腕を伸ばして

助けを求めても

口を開いて

記憶に残った顔を呼んでも


どのみち届かないのなら

何の意味もないのだと

今は思い

なおさらに沈んでゆく


孤独の中へ


深海へと


落ちてゆく

沈んでゆく

わたしはどこへ行くのだろう?


ああ どうして


こんなにも寂しいのに

姿を見つめてほしくて

声をかけてほしくて

それなのに

誰かに振り向いてほしいと思うことすら

今はもう難しいのだと


この海はとても深い


ああ どうして


こんなにも広い海で

見覚えのある人を見つけるなんて


難しい


落ちてゆく

沈んでゆく

わたしはどこへ向かっているのだろう?


落ちてゆく

沈んでゆく

わたしはどこへ行くのだろう?


ああ どこへ


わたしは……

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