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淡い想いを抱えつつ
詩のような作品です。
淡い想いを抱えつつ
歩むことは
簡単なことではないけれど
それが定めであるならば
仕方がないのだと
そう思う部分もあって
簡単ではないこと
けれどもそれを選ぶしかないこと
そういうことも
この世界にはあるから
楽しいことや嬉しいこと
理想的なことだけを選んで生きてゆけるほど
人生とは容易くはないのでしょう
誰もが時に迷い
誰もが時に悩む
そうやってもがくようにして生きてゆく
淡い想いを抱えつつ
息をすることは
簡単なことではないけれど
それが運命であるならば
書き換えることができないこともあるのだと
そう思う部分もあって
わたしを見て なんて言えないけれど……
淡い想いを抱えつつ
歩むことは
簡単なことではないけれど
それが定めであるならば
仕方がないのだと
そう思う部分もあって
だからきっと
それなりに生きてゆくのでしょう
淡い想いを抱えつつ




