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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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夜は魔法のよう

詩のような作品です。

泣いてしまいそうな夜ね

婚約を破棄されて

心は破壊されてしまったかのよう

昼の間は涙さえ出なかったけれど


この静寂の夜に

独り佇んでいると

いつの間にか感情が溢れ出して

気づけば泣いていた


不思議なことね


夜は魔法のよう


痛みも

苦しみも

明るい間なら隠していられるのに


痛みや

苦しみを

夜の中では隠しきることができない


どうしようもないの

溢れてきてしまって

そんなところ自分でも見たくないのに


蓋をしたままで

隠したままで


いたいのに……


泣いてしまいそうな夜よ

婚約を破棄された

夢も希望も叩き壊されて

それでもなお

昼の間は涙は出なかったけれど


独りになると溢れ出す


孤独な夜にこぼれ落ちる


どうしてかしら?

よく分からないままで


何がこんななの?

きっと問いには答えられない


不思議なことね


夜は魔法のよう

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