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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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既に婚約していた私より巨乳の女性を選んだ彼はその後……? ~想像していなかった展開が待っていました~

「俺はお前との関係は終わらせることにしたんだ」


 巨乳の女性を連れて私の前に現れた婚約者ロードマンは、隣にぴったりくっついている女体を腕でまさぐりながら告げてくる。


「つまり、婚約は破棄、ということだ」


 いくら今から破棄すると言っても……婚約者である女の目の前で別の女性の身体を触っているというのはどうかと思うのだが?


「分かったな!?」


 急に叫ばれる。


「……そちらの女性のことが好きになったから、ですか?」

「ああそうだ」

「正直に事実を仰るところは尊敬します」

「俺は偉いだろう!?」

「え……あ、ま、まぁ、そうですね……」


 いやいや……。

 そうじゃない……。


 こうして私は一方的に切り捨てられてしまったのだった。



 ◆



 三日後、ロードマンが亡くなったという話が耳に入ってきた。


 ロードマンは私との婚約を破棄してすぐあの女性にプロポーズしたそうだ。女性は大変喜び、それを受け入れた。そこまでは良かったのだが――次の瞬間女性は怪物に変貌し、私を受け入れてくれるなんて嬉しい、と言いながら、その巨大な口でロードマンを食らってしまったそう。というのも、そちらが本体と言っても過言ではないほど大きな口を持っている怪物というのがその女性の本性だったそうなのだ。


 女性との未来を望んだロードマンが女性に食べられるとは、なかなか残酷な結末である。



 ◆



 ――数年後。


「そろそろ寝ましょうか」

「あ、うん。そうだね。もう夜も遅いしね」


 私は良き人と出会うことができた。そして家庭を築くことに成功した。今は夫と夫との間の子と三人で穏やかに生活できている。大変なこともありはするけれど、毎日は充実していて、総合的に見ればとても楽しい。


「君と結婚して本当に良かったよ」

「本当? ありがとう」

「じゃあ……おやすみ。また明日ね。ずっと好きだよ」

「もう。照れてしまうわ。そんな風に直球で言われると。でも、嬉しい。ありがとう、私も貴方が好きよ。……おやすみなさい」



◆終わり◆

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