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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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つまりは

詩のような作品です。

つまりは

そういうことなのでしょう?


あなたはわたしよりあの人を選んだ


それがきっと

最もシンプルな答えなのだろうと

そんな気がして

悔しいけれど今さら何もできやしない


傷ついて

嘆き

ただひたすらに泣いた夜もあったけれど


あの日々

あの時間

そのすべてが新しいわたしを形作ってゆくなら


負った傷

痛むその傷跡も


きっと


何の意味も

持たないわけではなくて


きっと


明日のわたしを

生み出す糧となったのね


好きだったあなたとの関係が終わってしまったこと

好きだったあなたとの日々が壊れてしまったこと

今でもとても残念に思うけれど

いつまでも泣いているだけのわたしじゃない


痛みも

苦しみも

そのすべてを背負いながら

戦うように生きてゆくから

そうやって明日を切り拓いてゆく


だからいつまでも

心折れたままの弱いわたしではない


つまりは

そういうことなのでしょう?


あなたはわたしよりあの人を選んだ


でももうどうでもいいわ

だってすべてはわたしの血肉となったのだから

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