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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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どこまでも駆け抜けてゆく

詩のような作品です。

どこまでも駆け抜けてゆく

わたしあなたを愛しているから

たとえどんなことがあろうとも

負けたりはしないし

心折れたりもしないの


雨降りの夜には

泣きたくなることもあるものね

弱気になった日には

上手くいかないことを嘆いてしまうこともあるけれど

それでもまた

いつの日かは必ず立ち上がるわ


どこまでも駆け抜けてゆく

青い空の下で

砂浜を駆けたあの頃のように

楽しかった記憶を胸に抱いたままで

また歌って踊りたい


寂しげな夜には

悲しくなることもあるけれど

たとえどんなことが待ち受けていようとも

強くあろうと

決意はあの日固めたまま


透き通るような晴れの日に

いつかまたあなたと会えたら

その時には笑顔で

あなたの近頃の話を聞きたい

もし出会えたなら

少しだけで構わないから話を聞かせて?


どこまでも駆け抜けてゆく

わたしあなたを愛しているから

たとえどんなことがあろうとも

負けたりはしないし

心折れたりもしないの

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