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好きは辛いの
詩のような作品です。
もっと傍にいてほしかった
もっと一緒にいたかった
ずっと隣で生きていたかった
ずっと最愛の人でありたかった
馬鹿みたいに繰り返す
あなたへの願い
叶うことなんてありはしないのに
どうしてか今も願う
好きは辛いの
わたしは愚かだから
今も離れられないままでいる
好きは辛いの
もしも嫌いになってしまえたなら
もうどうにでもなれと笑い飛ばせるのに
手を繋ぎたい
言葉交わして
視線を重ねて
笑い会えたら
どんなに良いかしら？
どんなに幸せかしら？
なんてね
叶うはずもない願い
繰り返し
繰り返して
何の意味もない
何も生まれない
でもね
ただひとつだけ確かなことは
好きは辛いの
それが真実であるということ
もっと傍にいてほしかった
もっと一緒にいたかった
ずっと隣で生きていたかった
ずっと最愛の人でありたかった
今もまだ求め続けている
恋しくて
切なくて
叶わない願いと知りながら
愚かにもあなたを欲している
好きは辛いの
息が詰まって
もうすぐ死んでしまいそう
好きは辛いの
もうね
とにかく何も言えないくらいに
ごちゃごちゃになった心は
どうしようもなく汚い色をしてる
好きは辛いの
ああもう本当に……
息さえもできない
好きは辛いの
嫌いになりたいと思ってしまうほど
好きは辛いの
