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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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幸せって難しい

詩のような作品です。

幸せって難しい

今さらかもしれないけれど

最近特にそう思うの

幸せに生きることって難しい


何が幸せなんだろう?

何をもって幸せと言うんだろう?


そんなことを考え出すときりがなくて

なるべく考えないようにしようって思うけれど

どうしてかな

そう思うほどに考えてしまうのが

人の脳のややこしいところ


もし何も考えずに

もし真っ白な頭で

生きていられたなら

きっと

どこまでも幸せであれるだろうに


悩むことも

苦しむことも

何一つない状態で

綺麗なままで

生きてゆけるだろうに


そんなことを考えては

少し落ち込んだりして


考えないことが幸せなら

愚かなほうが良かったのかもしれないと

そう思うけれど

でもそれは書き換えることのできない部分だから

どうしてこんな風に

あれこれ考えてしまうわたしで生まれたのかを

追求してみるほうが

いくらか有意義な気がして


恋も 想いも 愛も


複雑な脳を持たないほうが

分かりやすく解釈して

坂道を転げ落ちてゆく物体みたいに

自然な理と隣り合って生きてゆけるのかもしれない


幸せって難しい


ああどうして

こんなにも思い悩むのだろう

悩みの種はいつだって

本当に些細なこと

けれどもその時の自分にとっては

それは些細なことではなくて

きっとそう感じているだけなのだけれど

悩んでいる時

考えている時

その時だけはその種が大きなものに感じられるから

だから迷宮から抜け出せなくて

また悩む

また落ち込む

そんなことを繰り返して


幸せって難しい

今さらかもしれないけれど

最近特にそう思うの

幸せに生きることって難しい


何が幸せなんだろう?

何をもって幸せと言うんだろう?


考えれば考えるほどに

答えから遠ざかってゆく


幸せって難しい

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