表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

286/598

花の匂いが漂ってきたら

詩のような作品です。

花の匂いが漂ってきたら

あなたとの日々を思い出す

楽しかったあの頃

嬉しかったあの頃

楽しい香りと嬉しい香りに包まれながら

幸せな毎日を歩んでいた

柔らかな匂いに

心潤されるように

柔らかな空気の

中で息をしていた


あの頃は幸せだったわ


なんて言っても何もかももう遅いのだと

分かってはいるのだけれど


今はただ悲しいの


なんて言っても何も変わりはしないのだと

分かってはいるのだけれど


あなたに会いたい

そう言ってもいいかしら?


あなたに会いたい

そう言っても許されるかしら?


もし馬鹿げていると笑われても

それでも構わないわ

だってそれがわたしの本心なのだから

そこはどうやっても変えられない


そうよ


人の心

この心を


書き換えることは誰もできない


花の匂いが漂ってきたら

あなたとの日々を思い出す

弾む心を抱えて

あの頃は毎日歌い踊れていたの

楽しい香りと嬉しい香りに包まれながら

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ