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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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突然婚約破棄されました。~貴方への想いはまだ消えはしませんが~

 貴方のことを愛していました。

 けれども貴方は私を選んではくれなかった――いいえ、正しくは、一度は選んでおきながら私を理不尽に切り捨てたのです。


 そんな心ないことをされた私がどれほど悲しかったか、きっと貴方は気づいていないのでしょう。


 けれども傷つくのです。

 私も人ですから。


 婚約しておいて急に婚約破棄してくるというのは、明らかに問題のある行為ではないかと思います。


 ……それでも、どうしようもなく、貴方を愛していて。


 だから貴方を責めきれない私もいるのです。

 それがとてももどかしい。

 でもそういう複雑さこそが人の心というものかのかもしれませんね。


 ……あぁ、本当に、人とは難しい生き物。


 貴方を嫌いになれたならどんなに良いでしょう。


 そうすればきっと貴方に感情の刃を向けられるのに……。



◆終わり◆

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