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泣いて泣いて泣いた
詩のような作品です。
泣いて泣いて泣いた
わたしはもうあなたとはいられない
その事実があまりにも辛すぎて
溢れ出す涙
こぼれ落ちる心
取り戻せないあなたとの日々に
胸を痛めて
震える唇で息をこぼす
吐息には暗い匂い
宿るのは絶望に似た感情の色
泣いて泣いて泣いた
あなたはもうわたしといることを望まない
その現実があまりにも悲しくて
溢れ出す涙
こぼれ落ちる心
懐かしい幸せな日々に
胸が痛いと
何度も嘆き叫んだ
吐息には苦痛の味
潜むのは後悔という感情の色
ああどうして
上手くいかなかったのだろう
きっと
別の希望ある未来もあったはずなのに




