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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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234/598

かつて私には婚約者がいたのですが……。〜今の幸せはあのままでは手に入れられないものだったと思います!〜

 かつて私には婚約者がいた。

 その名はアザーエン。

 彼は美男子だったがたびたび急に唾を吐き出すなどの汚い行為を繰り返す人物だった。


 だがそんな彼に私は捨てられた。


 ある夏の日に突然婚約破棄宣言をされてしまったのだ。


 しかし、そんな風にして私を切り捨てた彼は、不幸の海へ沈みゆくこととなった。


 アザーエンは婚約破棄宣言の次の日家の前にて複数回蜂に刺された。で、その場で気を失う。失神した彼はそれからも何度も蜂に刺されることとなってしまって。そうして彼はそのまま帰らぬ人となってしまったのだそうだ。


 一方私はというと、お金持ちの男性と結婚することとなった。


 あの時婚約破棄を受け入れておいて良かった。

 今は迷いなくそう思える。

 だってあのままアザーエンと一緒にいてもきっとこんな幸せには至れなかっただろうから。



◆終わり◆

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