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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


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232/598

流れるように時は過ぎて

詩のような作品です。

流れるように時は過ぎて

貴方はもう去っていった

あの日々は今や幻のようで

腕を伸ばしても触れられはしない

泣き叫んでも

嘆いても

苦しみを天に投げようとも

終着点などなくて

暗闇でもがいても

貴方の面影はどこにもない

でもそれも当然のことなのね

きっとそう

だって貴方はもう私の傍にはいないのだもの

悲しいことだけれど

それだけが真実

それだけが現実

泣き叫んで

貴方を呼んでも

一人湖に沈むだけ

眩い過去という悪魔に押さえ込まれて

もう二度とどこへも行けない

もう二度と戻れはしない

痛いと

会いたいと

何度も叫ぶけれど

そんな行為に意味などなくて

何も生みださないのだと

本当は知っている


流れるように時は過ぎて

貴方はもういなくなった

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