表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 4 (2024.1~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

131/598

好きって今も言いたいの

詩のような作品です。

あなたのことが愛おしくて


抱き締めたい

声を聞きたい

並んで歩きたい


一緒に歩めたらどんなに幸せだっただろう?


今はもう

わたしたち他人になって

婚約は破棄

ああなんて悲しいこと

今世紀最大の悲劇ね


あの頃は泣いてばかりいたわ


希望なんてない

光なんてない

そんな風にしかどうしても思えなくて


繰り返し歌った旋律

それすらも今はもう消え去って

耳に残る音の欠片すら

宙に舞い散って溶けたの


でもね でもね 変わらないものはいつまでも変わらないものよ


好きって今も言いたいの


だって愛おしいの

だって愛してるの


だって好きなのよ


あなたのことが……


あなたのことが大切で


抱き締めたい

声を聞きたい

並んで歩きたい


一緒に歩めたらどんなに楽しかっただろう?


……ごめんね


何回も同じことばかりで

似たようなことばかり繰り返して

でもね

人の心とか思考ってそんなもの

一度縛られてしまえば

もう戻ることはできないの


好きって今も言いたいの

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ