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るんるん気分にさようなら
詩のような作品です。
あなたのことが好きで好きで
同じ世界で
同じ空気の中で
息をしていること
それすらも愛おしかったから
毎日が楽しくて
褒め言葉なんてなくても
口づけなんてせずとも
るんるん気分だったの
そうよ
四六時中幸せ百点満点
わくわくと
どきどきは
嬉しさの中にこそ宿るもの
楽しいことをして
踊りたいくらいの気持ちで
毎日あなたのことを考えてた
でもその日はやって来てしまった……
るんるん気分にさようなら
あなたはもう
わたしの隣にはいてくれないの?
さよならは嫌よ
そんなことってないわ
ばいばいは嫌よ
あまりにも辛すぎる
もうお別れだなんて
そんな悲しいことを言わないで
そう言おうとしたけど
そうお願いしようとしたけど
残念ながらもう
あなたの心は変わらないみたい
その日は訪れてしまった……
るんるん気分にさようなら
愛したあなたはもういない
るんるん気分にさようなら
愛したあなたは
既にわたしを捨てたの




