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甘い匂いがしたら 貴方が来たって合図
詩のような作品です。
甘い匂いがしたら
貴方が来たって合図
そう私が愛してる貴方は
ただ一人の人
ただ一人の男
どこまでも特別な人なのよ
貴方だって知っているのでしょう？
自分が特別な男だって
私が惚れ込むなんてこと滅多にないんだから
分かるでしょう？
貴方って特別なの
貴方って唯一なの
自覚があるかないかなんて知らないけれど
もし気づいていないのなら
目が覚めるような口づけで気づかせてあげる
貴方は普通の人じゃない
貴方は普通の男じゃない
その真実を
目を逸らしたいかしら？
特別からも
唯一からも
知りたくなんてないかしら？
普通の人でいたいなら
それでも構わないけど
けれどいつかは気づく時が来るでしょう
もし嫌がっているとしても
それでも貴方は気づかなくてはならない
その時はもうすぐ
そうよその瞬間は近づいてきているのだから
もう逃れられない
もう手遅れよ
貴方は貴方に目覚めなくてはならない
甘い匂いがしたら
貴方が来たって合図
そう私が愛してる貴方は
ただ一人の人
ただ一人の男
どこまでも特別な人なのよ
夜明けが来る前に
出ていってしまう貴方は
かつての婚約者で
今はただの遊び相手
関係は壊れてしまったけれど
繋がりだけは手放さないままで
すべて秘密よ
すべてはいつの日か
影になって宙に消えるだけ
