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戴冠 ─蝶々姫第二章─  作者: 薄氷恋


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エピローグ

第二章エピローグ ~それは紅薔薇のように~


(ふぅ、ハルモニアは無事にレディと会えたか。過去に入って行方不明になったとレディから聞いた時は肝を冷やしたが……。まあ良かった。しかしハルモニアと居たあの男性は一体?)


エルダナがいつもの癖で髭を扱きながらラゼリードと会話していると。

とんでもない言葉がラゼリードの口から出た。


「そういえば、お話したかった事なんですが。わたくし、幼少期から炎の精霊様に守られて生きてきたんですけども。最近気づいたんですが、それがどうやら貴国のハルモニア王太子殿下のような姿形で……こんなことってありましょうか?」


(え。過去で何してたんだ? 我が息子よ)

エルダナは冷や汗がダラダラ出る。


「エルダナ様?」


訝しげなラゼリードにエルダナは言繕う。


「それはきっと貴女を愛しむ精霊の御業ですよ」

「だとすれば、やっぱりハルモニア殿下かしら……。彼しかわたくしを愛おしんでくれた火の精霊はいませんもの」


(薮をつついて蛇が出たぁー)


エルダナはらしくもなく滝汗である。

今は2月。厳冬のカテュリアだというのに。


「エルダナ様、わたくし、ハルモニア殿下にお会いしとうございますわ」

「えっ!? 我が息子を気に入って下さったのですか?」

「えっ!? あっ、あの……はい」


少し頬を赤らめたラゼリードは、小さな声で。

「今度、非公式でハルモニア殿下にお会いしに行ってもいいですか? わたくし、もう『風の道』を使えますので」

と、聞くのだった。


(ハルモニアが何をしたかは知らないが、恋の花は案外早く咲いたものだね)



「いつでもおいでください。我が息子も喜びますよ。何せあれは貴女に首ったけなのだから」

「……っ!」


紅薔薇のように頬を染めたラゼリード女王は、それはそれは美しかったというお話──。


─end─


これで今度こそ終わりです。

お付き合い下さりありがとうございました!


2.5章はこちら!

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【短編】モニの真珠の乙女とメルの白銀の王子様─蝶々姫2.5章─


第三章はこちら!

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炎と大地の盤面遊戯─蝶々姫第三章─

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