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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

殺意の輪舞曲

作者: どんC
掲載日:2018/03/23

 殺してやる‼


 殺してやる‼


 あの男も‼あの女も‼


 絶対思い知らせてやる‼






 私には姉がいました。

 優しく弱い人だった。

 あの男に相応しい女性になろうとずっと努力していた。

 あの男の婚約者候補は五人いた、


 皇太子妃の教育だ。

 候補者は次々脱落していき、姉だけが残った。

 キビシイ教育に加え、暗殺の脅威もあった。

 姉も幾度も命をおとしかけた。

 姉は努力と強運によって、皇太子妃の座を手にいれた。


 なのに…


 姉は火炙りになった。


 父も母も二人の兄も‼


 都の広場で爵位を奪われ。

 民衆に石を投げられ、罵声を浴びせられ‼


 火炙りになった。


 灰は川に流され、墓すらない。


 その時私は二つほど離れた国にいた。

 母の祖国。

 お祖父様の家に滞在していた。

 留学生として。


 両親と兄と姉の死を知ったのは、総てが終わった後でした。

 祖父は二つ離れた国の王弟殿下でした。

 祖母は我が祖国ヨーグルの隣の国の第三王女でした。


 私は祖父の国ダリシア国と祖母マシジア国で同盟を作り、ヨーグルに攻め入りました。

 あの男と女は王と王妃になっていました。

 先の王と妃を毒殺して王位を奪い。

 弟の第二王子を追放し。

 最も祖国は後数年したら滅んでいたでしょう。

 酷い有り様だった。


 無能な王、はで好きで男を侍らす事しか考えない王妃。


 むしろ侵略は、ウェルカム状態だった。


 第二王子の手引きで王と王妃を捕まえた。


 広場に赤々と燃える、二つの火柱。


「気はすんだ?」


「復讐しても両親も兄も姉も帰ってこない…」


「でも…生き延びた者には、義務が有るんだよ。君のお姉さんが夢みた国を実現させるって言う」


 第二王子は私の手を取りニッコリ笑った。


「兄を殺してまで手に入れた玉座。隣に座るのは復讐姫の君こそ相応しい」





 白い白いお花畑で姉と私と第二王子が、夢見た国を作ろうと。

 彼は囁いた。






 その後ダリシア国とヨーグル国とマシジア国は、血塗れ王と復讐姫の手によって統一され。

 三百年の歴史を刻む。







                 ~ Fin ~






















★復讐姫

両親と兄と姉を殺され復讐を誓う。

血筋チート


★復讐姫の姉

皇太子の婚約者。男爵令嬢に苛めの罪をでっち上げられ両親と兄共々火炙りになる。


★皇太子

男爵令嬢と結婚するために親や婚約者を殺す。

復讐姫に最後に火炙りにされる。


★男爵令嬢

贅沢が、できれば何人殺しても平気。

復讐姫に最後に火炙りにされる。


★第二王子

復讐姫の幼馴染み。復讐姫と復讐姫の姉と三人で理想の国を創ろうと約束する。



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