表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/19

外伝:黄金のモンスター達

ケンスケ達一行は、一度渡し人ちゃんの神殿(転送ゲート)に戻っている。

「こっちでしか、銅貨とか引き出しできないんだよなぁ。」

そう呟いて手を振り、冒険者ギルドに向かうと、何時もの受付の隣に前は居なかった別の受付がいた。

「いらっしゃい、子羊達。限定クエストカウンターだよ。」

ケンスケ達は首をかしげると、その受付嬢は、気にせず説明を始めた。

「時期とか特定の期間のみ出てくる特別なモンスター達ね。時期にあった特徴を持っててその分報酬は魅力出てくると思う。」

分かりやすく説明ありがとうと思ったし、受けて見ようと思ったケンスケ達は、その受付嬢にこう言った。

「今は、何か有りますか?」

受付嬢は待ってましたとばかりに書類を出す。

特別依頼:黄金の魔物・初心者向け

依頼人:謎の女性

説明:黄金の魔物が少しの間出たみたいだね。

初心者の内は出費かさむよね。少し倒してくれないかな。

報酬:銀貨40枚から

参加費:銅貨5枚

イベントモンスターの討伐5体

「依頼人と会う必要無さそう。ってか分かるな。受けよう!」

受付嬢はそう言われて口元が緩んだ。渡し人ちゃんの同族だが、正体に詮索しなかった事に。

「ギルドカードをお出し下さい。」

カードを提出して水晶に近付け、すぐ返した。

その後直ぐ、街の門番に顔パスして、ご武運をと言う声が響くと、すぐに前は居なかったモンスターを見つけた。

ゴールドビー

LV2

能力不明・勧誘不可

武器を出すも、回避が高く、出鱈目な動きなのに当たらない事が続いた。だが偶々当たった一撃でゴールドビーは倒れ、少し後に黄金の石が体表を僅かに割き、現れた。

「なるほど。体力は非常に低いな。」

それから、5体のゴールドビーを倒してギルドに戻ると、同じ受付嬢が変わらずに限定クエスト受付に居た。

「達成の報告ですか?それとも他見ます?」

少し疲れたケンスケは

「報告だけでお願いします。」

カードを提出して受付嬢は、水晶に近付けた後に

銀貨の入った金庫を開けるとしっかりと数えた後にカウンターへと戻り、こう続けた。

「期間中は繰り返し受けられます。また頼みますね。」

銀貨の入った袋を渡すと手を振り仕事へと戻って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ