ジェット(兵士)の実力
北へと移動するケンスケ達一行。此処では何時敵が襲って来るか分からない。ガサガサ、ガサガサ。どうやら、ウルフのようだ。
「ジェット、お前の強さが知りたい。数字に見えないその力を。」
ジェットは、小さなダガーを取り出しながら、こう言った。
「オオセノママニ。」
ウルフは、突進してきたが、ジェットは、なんと、最低限だけ飛んで、背中に突きを繰り出した。
「一撃、モウイチド、今度ハ、ジュウデ、目ニ!」
「ジュウ?あ、なるほど。」
おそらく、ジュウ。つまり、拳銃のことだ。
ウルフの目を貫く弾丸を止めに、ウルフは息絶えた。
「お前結構強いな。」
ジェットは首?というか頭を振り、謙遜しつつ
「装備ニ自分ガオイツイテナイトダメダ。」
だが、この辺りの装備付きのモンスターより強く、ヌシ位か余程の装備をつけたモンスターだろうか。
少し進めて、広い草原を見つける。
「もうすぐ昼か。」
「お腹空いたわ。」
「・・・・」
どうした?と聞こうとしてジェットの手元を見るといつの間にか鳥やウリボウが吊るされていた。
「サバイバルノダイゴミ。」
「あ、ありがと。」
元々あった果物やジェットが仕留めた動物で、簡単な昼食を取ると。大きな影が近付いて来ていた。
「サッキノ血ニ寄セラレタカ。ガッデムッ!」
どうやらやらかしたらしいし、ピンチかも知れない。




