別界の魔物
白い裂け目が出てきて、其処から出てきたケンスケ達、此処は何処なんだ。と考えているふりをして、少し経つと、如何にもなメイドが白い裂け目からやって来た。
「回復呪文が使えるか分かりにくいので、私、シエラが、今回はお手伝い致します。」
名前を除くパラメータは・・・INT以外非公開。
で、そのINTは、150。つまり、魔法を使うキャラ、いや人か。
「助かります。」
少し歩いたら、兎の様な、魔物がいた。
キックラビィだ。隣には、ゴブリン二匹が居る。どうやらお粗末ながら、短剣を使うようだ。
ゴブリン二匹は、シエラのトレイ投げで、一撃。すると、持っていた短剣が落ち、ゴブリンは光の粒子へと分解された。
キックラビィは得意の蹴りをしようと素早く詰め寄ってきた。
だが、甘い。カウンターの体制に入っていて聞こえないが、動作で分かるほど隙だらけな額に、デコピンで一撃。あるスキルのせいで武器を使うとATKが下がるから持たないが、これはいい感じかな。
「まあ。キックラビィを一撃とは、さすが渡し人様の注目の方ですわ。カウンターをスキル無しで成功するとは」
「次は、これですわ。」
そういった直後、エプロンドレスのポケットから、サイズ無視して出た薄い本にはこう書かれていた。
『魔物の勧誘の基本』
まず、言葉か心が通じているか。
次に、魔物があなたにたいして話を聞くか
最後に、交渉による戦いをする。結果、仲間にならず贈り物で済ましたり、決裂する場合もある。
捕捉。あなたが魔物使い系なら成功しやすいよ
目の前には、オモチャの兵士と、泥のゴーレムが
チャンバラをしている光景が映る。
さあ、どうなることやら。




