243番目の戯言:家族
家族トハ、キット定義デキナイカモシレナイ。デモ、目覚メマデノ間、シバシ考エルトシヨウ。シカシ、キットコレハ戯言ダ。
「家族トハ、血ノ繋ガッタ集団ノコトデアル。
血縁関係トイウコトバニヨッテ纏メラレタグループデアル。」
私ハソウ認識シタ。
「家族とは、血の繋がった集団のことではない。
法的手続きによって決定されたグループだ。つまり義理も家族だ。」
私ハソウ教ワッタ。
「家族とは、親友以上の友達のことだ。
祖先がどうだとか、血縁がなんだとか、そんなの気にするな。」
私ハソウ正サレタ。
私ハ調査スル。
インターネットトイウ人類ノ産物ヲ使ッテ。
家族ニハサマザマナ種類ガ存在スル。
ソレハ、血縁ノ有無ト絆ニヨッテ分類サレル。
血縁ノ無イ者ハ、「義理」ト呼バレル。
関連ワード:義妹 萌え 不死鳥
絆ノ深イ者ハ「家族のようなもの」ト分類サレル。
関連ワード:パートナー 同居 一つ屋根の下
私ハ更ニ調査スル。
義理トハ不安定ナ存在デアル事ガ分カッタ。
特ニ、ソレガ両親ノ場合、「家族じゃない」ト発言スル場合モアル。
関連ワード:二度の再婚 引き取られたの
マタ、ソレガ義兄ト義妹ノ場合、男女トシテノ交際ニ発展スル場合モアル。
関連ワード:鈍感 ラノベ主人公
私ハ追及スる。
家族トハ自分ノ人生に於いテ大部分ヲ占める友達関係を凌駕スル存在でアる。
更には、自身を生誕さセた張本人である、親が存在する。
暮らしの過程で家族の一部は死や不和によって欠落する。
そして不和による欠落はのちに修復される。
修復によって義理の存在が確立される。
家族は特別な存在である。
全ての特別でなく、誰かの特別である。
特別ゆえの特別な感情“愛”。
それは友愛であり恋愛でない。
愛しているが恋してない。
これは過剰に発展する場合がある。
代表例は近親相姦だ。(決して声に出してはいけない。)
しかし、所謂、ファザコン、マザコン、ブラコン、シスコンetc.はこれに該当しない。
この4つetc.は友愛と言っていいだろう。(え、いいんだよね?)
仲睦まじいというのはそれだけで宝なのだ。
私も宝がほしい。
私は家族を認識し、教わり、正された。
認識って言ったけど私には家族はいない。認識する家族を持たない。
いや、それも違うかな。
家族はいないけど、家族のようなものはいる。
“兄弟姉妹”(ご主人はBS’sって書いてたけど、何て読むんだろう。)と、私達BS’sの製作者でおわすところの“御主人様”(通称ご主人)だ。
だから、私の場合は親がご主人できょうだいがBS'sということになる。
って、しまった!やらかした!963文字に亘って家族について考えてたら再起動がもう終わってること忘れてた!(あれ、でも何で家族?)
確かハジメ君(データには男性型BS’s初号機ってきろくされてるけど・・・)を庇って攻撃を受けてそれから・・・は分かんないけど、まあ、目覚めれば、きっと教えてくれるだろう。
よっし、じゃあそろそろ目を覚ましますか!皆心配してるんだろうなぁ、
そういえば、戦いのほうはどうなったんだろぅ、私が再起動できたってことは決着はついたんだろうけど・・・。もしかしたら敵が目の前にいたりして・・・
え?さっさと目覚めろ?了解しました。
では、読者の意見と傲慢さを汲んで目覚めるとしましょうか、やれやれやれやれ、仕方ないですねぇ、さっさと起きますよ起きますとも。では、カウントダウン。
3,2,1,
「おはよう女性型BS’s第243号機。気分はどうかな、今日から君の御主人様だ。」
「はい、問題ありません御主人様。」
今回の主人公は再起動の時を待つ機械少女。243号機です。最終的には何号機まであるのかは知りたいとも思われないでしょうから止めておきますね。この機械少女はいったいこの後どうなるのか。
この作品は私の初投稿の作品です。読んだ後に、何かを思っていただけたなら幸いです。次回の投稿は決めていませんが、短編にしようとは思っています。
では、そろそろお暇させていただきましょう。次回の作品を楽しみにしている人がいればうれしいな。作者こと、桐谷侑季でした。