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なぜ読書家は永遠の0を読まないのか ~カエルの楽園~ 85点 はっとさせられるおとぎ話
永遠の0をなぜ読書家は読まないのか
百田尚樹の書く永遠の0、映画では岡田准一が主演して話題になり覚えていらっしゃる方も多いのではないかと。
「そんな話題になるくらいなんだからきっと面白いのだろう。文庫もあるらしいしちょっと見てみようかな」そんな人が本を目にしてまず最初に抱くのは、
「めんどくさ!!」
なんかページ数だけやたらあるし、さし絵とかもなさそうで手に取るのが気が引ける…。そんなアナタに朗報です!
カエルの楽園 総合評価 85点
面白さ:永遠の0とはほぼ同じ。寓話風で戦争クサくない!
ラクさ:会話メイン。クドい説明ほぼ無し。一日で読み終わる人もザラ。体感時間は永遠の0の1/10ぐらい
安さ:文庫ではないにもかかわらずほとんど同じくらいの値段で中古が販売されている。
自分では読書家というのは、『自分に合った本を見つけて楽しく読める人』だと思っています。このカエルの楽園では、はっとさせられる話を含めつつ、うっとうしくない風刺画のような気楽に見られる形式で表現しているので、「永遠の0読む気わかない!」という人にこそお勧めできると思います