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オーディオと少年

作者:瀬川 朋樹
一人の高校生が、オーディオに嵌るまで。
音楽好きの高校生の麻田馨は、友人の田中からウォークマンのイヤホンを変えてみろと勧められる。半信半疑の馨は叔母でオーディオマニアの千恵のところを訪ねその事を聞いてみる。千恵は当然のように変わると答え、持っているイヤホンをいくつか馨に試聴させる。それで、馨は一万円程度のものが欲しいと言い、千恵と秋葉原へ行くことになる。千恵が選択したショップはイヤホンとヘッドホンの専門店で、所狭しとイヤホンのデモ機が置かれていた。どれを選んでいいかわからない馨に千恵はHF5を勧める。このイヤホンを買い、音楽の聴こえ方の変わりように喜んでいた馨に田中が新しいポータブルプレイヤーを見せる。馨はこれもまた欲しくなり、またしても千恵に相談する。しかし、千恵は本当に欲しいものは何かと問い反対する。結局、馨はヘッドホンを室内用に買い、満足する。
 しばらく満足していた馨を千恵が呼び出す。千恵は自作スピーカーの最終調整に付き合わせる。スピーカーの出す音に改めて魅了され、新たにシステムを組むことを決意する。千恵が更に驚かせたのは、ワンボードPCラズベリー・パイ3とそれに接続するI2S DACで構成された機器であった。ウォークマンではそれは鳴らせない。では、と、千恵は自作用基板を渡して、ヘッドホンアンプを自作すれば、と言う。自作する決意をした馨は再び千恵と共に秋葉原を回ることになる。パーツ屋を回ってなんとか部品を揃えて、PCオタクである父から工具を借りて自作をする。
こうして、馨は徐々にオーディオに嵌ることになるのだった。
前編
2016/08/08 02:35
後編
2016/08/08 02:59
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