バレンタイン事情
本命チョコを渡したのは何年前だろうか…。
どんなチョコだったかも思い出せない(笑)
私の職場では、上司から「お返しが面倒だから、本命チョコ以外は禁止」と言われていたので、数年前よりバレンタインのイベントとは無縁であった。
友達のE子ちゃんは毎年職場の同僚に感謝チョコとして、高級ブランドチョコを贈っているらしい。かなりお値段が高くなるが、日頃の感謝の気持ちを考えたらこれくらい当然だと言う。
F子は、ファミリーパックのチョコレートを、小分けにして100ショップで買った袋で可愛くラッピングして、お返しの心配をしなくても良い程度に配っているらしい。毎年好評で、他の女子社員からも「女子力が高い」と褒められるのだそうだ。
E子ちゃんとF子は「男性はいくつになっても、チョコを貰えると喜ぶよ」と口をそろえて言った。
それならば、私もお返しの心配をしなくても良い程度に配ってみようかなと思った。
F子を見習って、ファミリーパックのチョコ数個を小分けにして、100円ショップの可愛い袋ではないが、手元にあった小袋に感謝シールを張って数名の同僚に配った。
同僚たちの反応は上々であった。
やはり、男性たちはいくつになってもバレンタインのイベントを気にしている様だ。
高級チョコではなかったが、感謝の気持ちがうれしいのだろう。
チョコレートを贈る大切さを教えてくれたE子ちゃんとF子には、友チョコをプレゼントした。
こちらは、ちょっと気合いをいれてそれぞれがよろこんでくれそうなチョコを選んでみた。
友チョコ選びは、どれがお気に召すか考えただけでドキドキして楽しかった。
二人ともとても喜んでくれた。私もうれしくなった。バレンタインとは、心温まる日なのだと改めて感じた。
来年も感謝チョコと友チョコを贈ろう。
欲を言えば、本命チョコを贈って喜んでくれる人がいたらいいな♪




