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ほ~むらん☆倶楽部  作者: 姉村一男
我がほ~むらん☆倶楽部は永久に不滅で章
35/37

打者、投手、捕手――

 打者、投手、捕手――三人の呼吸が合わさった。

 ヴィッキーが内野手らしいコンパクトな腕の使い方をしながら力強くステップする。

 円佳も足を上げた。

 真っ向勝負のストレートがシャーッ!と音を立ててストライクゾーンへ。

 ホームラン狙いのフルスイングが迎え撃つ。

 ――ブォン!!

 ガキィン!!!



 え!? 当たった!!??



 十六倍速みたいな打球がピッチャーへ!

 危ないと言う間もない。

「ンギッッ(ヴィッキーの断末魔)」

 彼女は股間を破壊された。

 猪にタックルされたように飛ばされ、うしろでんぐり返りで地面を転がり、土煙が上がった。

「「ヴィッキー!!」」

 エビを逆さに置いたような姿勢で彼女の回転が止まり、土煙が風で流されていくと、薫とアンディは急いで駆けつける。

 犠牲者がうめく。

「……ち、恥骨が……」

「「大丈夫かヴィッキー!!」」

「ありがと薫……女の子も、股間は急所だね……明日おまたから大出血かも……あー痛い動けない目がかすむ……」

「待ってろ! お兄ちゃんがすぐ救急車を呼ぶ!(アンディ)」


 ピーポーピーポー……


 担架で救急車に乗せられるときヴィッキーは真っ青で脂汗をかいてガタガタ震えていた。

 だが笑っていた。

「薫……打たれたけど気持ちよかったよ」

「は? マゾ?」

「それもあるけど薫があんな強打者を育ててたなんてびっくりだよ」

「俺はいつさすらいの打撃コーチになったんだマゾ妹」

「次から美人さんも私たちのライバルだね。また勝負しよ?」

「いやです」

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