表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ほ~むらん☆倶楽部  作者: 姉村一男
まだ老け込む歳ではないの章
24/37

「バット? んなこといいから帰ってくれ」

「バット? んなこといいから帰ってくれ」

「貸してほしいのは普通のバットね。股間のバットじゃなくて」

「下ネタの初歩!」

「ピッチャーだったあなたでも持ってるでしょ?」

「……全部ゴミ収集車が持ってったよ」

 嘘だ。押し入れの最深部にあるが野球の話をされたくなかった。

「あ、そう。スイングできる棒状のものなら何でもいいよ。早く貸して」

「そんなの、うちには……」

「オ任セクダサイ」

「わあっ!? いたのかミルチャ」

「ズット坊チャマノ背後ニイマシタ。ヴぃっきーサマ、ばっとノヨウナ棒状ノモノヲ、スグオ持チシマショウ」

 ――数分後、ミルチャが古びた西洋剣を持ってきた。

「王乃家ノ秘剣『ジェイソン・ドール』デゴザイマス」

「何それ知らねえぞ!? どっから持ってきた!!」

「駐車場ノ車止メニ刺サッテマシタ」

「勇者しか抜けない剣の台座的なアレがそんなとこにあってたまるか! ってか剣はバット代わりにならねえ!」

「デハ、念ノタメ一緒ニ持ッテキタ、コチラノ『便所のすっぽん(使用済)』ヲドウゾ。正式名称ハ『ラバーカップ』デース」

「よーしこれなら振っても危なくない……いや汚ねえわ!」

「高層びるハ、水ノ流レガ悪クテ、コレ常備シテマス。王乃会長ノかったいかったいう○こモ、コレデ瞬殺デース」

「親父の話やめろ!」

「会長ノ腸ハ、快調ジャナイヨウデース」

「駄洒落もやめろ!!」

 ヴィッキーがほほえんで、

「ありがとミルチャさん。ちょうどバット代わりになります」

「ならねえよ!」

「薫うるさい。自分でフグ捌いて食べたくせに常識人ぶらないでよ」

「うっ……(返す言葉が見つからない)」

「今から素振りするから離れてて」

「素振り?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ