登場人物(2018年1月時点)
楠木沙織(21)…南興社会主義人民共和国(南南興)第三代大統領。南興労農党委員長。伯父などの党幹部の支えを受けながら、国家運営に勤しんでいる、若き女性。日本文化に親しんでおり、外交・安全保障の面で日本に接近しようとする。
楠木正興(故人)…先代の大統領・党委員長。混沌とした世界情勢を潜り抜けようと、体調不良を訴えながらも激務をこなしていたが、無理が祟って57歳で亡くなった。
楠木正顕(31)…沙織の長兄・異母兄。本来の正興の後継者だったが、愛人スキャンダルなどで不興を買い、後継者の座を正朝に譲らされた。以降は、名誉職を幾つか保持しながら悠々自適な暮らしをしている。
楠木正藤(27)…沙織の次兄・同母兄。党書記兼国立興城中央図書館総長。権力欲は無かったが、正朝の思想と性格を危惧して、伯父:岩松正純と結託して正朝廃嫡を推進した。
楠木正朝(24)…沙織のすぐ上の同母兄。苛烈な性格。正顕廃嫡後、後継者となっていた。しかし、正朝の思想と性格を危惧する正藤や正純の暗躍で、正興の死の間際に自身も廃嫡され、閑職(人民議会副議長)に左遷された。幼いころから、沙織のことを一方的に憎んでいる。
千種佳歩(33)…沙織の姉・異母姉。夫の孝也は副首相であったが、正朝に近かったため、現在は駐中大使として単身赴任中。そのため、佳歩と沙織との関係は気まずくなっている。
楠木涼子(53)…正藤・正朝・沙織の母。正朝と正藤・沙織の対立に、密かに心を痛ませている。
岩松正純(61)…沙織の伯父。南興人民軍統合参謀総長・陸軍元帥。正藤と共に正朝廃嫡計画を主導した。沙織の後見人を自任する。
遠藤通明(56)…南南興の前副大統領。正興からの信頼が厚かった。諸事情で引退しようとしていたところを、正興の隠し子である勝村美桜の見守りを沙織に命じられ、駐日大使へと転じた。
関泰弘(52)…南南興の首相・党副委員長。正朝の廃嫡に加担したが、彼の苦しい立場も理解しており、沙織との関係を取り持とうとする。
間藤修司(48)…南南興の副首相兼外務相。(本編中で描き洩らしたが)正藤と正純の正朝廃嫡計画に、楠木一門以外で最初に加担、正興の死の間際の政治局会議で正朝廃嫡の口火を切った。
高宮奈穂(23)…沙織の側近・秘書。沙織のお願いで、彼女とタメで話している。
大岡芽美(21)…沙織の親友・同級生。
勝村美桜(15)…青空坂34の2期生メンバー。正興の、日本での愛人との間にできた隠し子で、正興の葬儀直前に、初めて楠木一門と面会した。以降も沙織とは、彼女が東京に来るたびに会っている。尚、同期メンバーに奈穂の従妹(宮川萌恵(19))がいる。
蘇我和成(63)…日本の労働党委員長。WW2以降、南興労農党と労働党は強い友好関係にある。野党第一党として保守党と激しく対立しているが、南南興との外交については、裏で物部首相、荒垣防衛相、奥羽外務相に助言をしている。
秋津悠斗(16)…日本への愛国心に燃える高校生。父:文彦は保守党衆院議員。物部泰三首相を尊敬している。
東城洋介(17)…悠斗の高校での先輩。幹部自衛官を志望している。父:幸一は南南興で防衛駐在官を務めている。
森田このみ(22)…日本出身。一年浪人して、興城大学に留学、そこで沙織と芽美と知り合った。以降、このみの実家が沙織のお忍びでの宿泊先となる。
森田正好(56)…このみの父。日本の文部科学相。保守党所属、岸本派。沙織の能力を高く評価する人物の一人。
物部泰三(63)…日本の首相。保守党総裁。選挙区事情で森田正好と対立しているが、彼の能力自体は高く評価している。沙織の能力を高く評価し、同時に荒垣の進言で南南興との関係を重視しようとする。政権維持のために、官房長官の羽賀信義(69)と共に、実業界等と関係(もとい癒着?)を強めている。野党から批判を浴びているものの、依然高支持率を保つ。だが、その関係性が後々、思わぬ事態を招く…?
青梅一郎(76)…日本の副首相兼財務相。保守党所属、青梅派会長。首相経験者。物部の盟友。たまに失言をして世間から非難されるが、彼のひょうきんな性格が国民に受けているのも事実。
岸本勇雄(60)…保守党政務調査会長、岸本派会長。物部の当選同期にしてライバル。
奥羽太郎(55)…日本の外務相。保守党所属、青梅派。中国・韓国に対して強い態度をとっており、これが国民から高く評価されている。IT政策にも精通している。
竹内蔵之介(66)…日本の実業家・元総務相。経済界に絶大な影響力を持つ。新自由主義の権化で、『金、金、金!』な老人。物部政権のブレーン兼パトロン。
玉川芳彦(18)…母方の実家が、室町幕府管領を務めた名門・斯波家。母:春子が森田正好の幼馴染である。現在、複雑な家庭環境に居る。その一方で、アイドル業界の実情を深く憂いており、同志と共にとあることを計画している。
斯波睦子(47)…斯波家の女当主。独身。姉:春子と甥:芳彦の板挟みになっている。後に、睦子の判断が、物部政権に危機をもたらす…?
荒垣健(38)…日本の防衛相・予備三等空佐。改新党代表。安全保障の面から、南南興との関係を重視し、沙織個人とも親交を深めようとする。色黒でガタイが良い。
立花康平(40)…改新党事務局長。荒垣の盟友。色白細身のイケメンおじさん。




