表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
南興の赤星  作者: KKKI
第三章
38/63

第三章 第十二話

 改進党本部を出た沙織と奈穂は、そのまま南西へ向かった。途中で、勝村美桜を車に乗せてから、代官山へ向かった。

「お姉ちゃん、雑誌とかに撮られたりしない?」

「大丈夫よ、あの金正運でさえすっぱ抜かれなかったんだから。一応、ちゃんと対策しているし」

改進党本部を出るとき、沙織と奈穂は変装をしてから車に乗り込んでいた。

「あ、いたいた」

「ああ、あの子ね」

沙織は、運転手に先に帰るように指示してから、車を降りた。

「初めまして、青空坂34・2期生の小平菜央美です。いつも同い年の美桜ちゃんと仲良くさせてもらっています」

「こちらこそ初めまして、楠木沙織です」

「高宮奈穂です。宜しくね」

「宜しくお願いします。突然なんですが、もう一人連れてきたんですけど、大丈夫ですか?そろそろお手洗いから戻ってくると思うんですけど…、って来た来た」

そう言って現れた少女に、奈穂は驚いた。

「あれ、萌恵ちゃん!?」

「あっ、奈穂ちゃん!?」

「「わ~!久しぶり~!」」

そう言って、奈穂と萌恵はハグをした。

「あれ、お知り合い?」

沙織が聞くと…。

「知り合いも何も」

「実は…」

「「従姉妹で~す!」」

これは、菜央美も知らなかったらしく、驚いていた。

「あ…、すみません、お恥ずかしいところをお見せしました。改めまして、奈穂の従妹の宮川萌恵です。美桜ちゃんと菜央美ちゃんと同じく、青空坂の2期生です。宜しくお願いします」

「楠木沙織です。宜しくね」

「じゃあ、とりあえず移動しましょ」

 ここからは奈穂の先導で、とある喫茶店に移動した。

「へえ、國學院に通っているんだ」

「はい、中学からそのまま上がってきて、今は大学一年です」

「ということは、美桜ちゃんと菜央美ちゃんの4つ上か」

「そうです~」

「グループの中では、美桜ちゃんはどんな感じなの?」

「それが、グループの中では一番下の学年なのに、結構リーダーシップがあって、いつも助かっているんです」

「ふふっ、やっぱりお父さんの娘ね」

喫茶店に移動している途中で、沙織は、美桜が自身の異母妹であることを、萌恵に話していた(菜央美には、会う前に、沙織の許可を得て美桜から伝えられていた)。

「それでも、先輩メンバーには、菜央美と一緒に甘えに行ったりしているんです。それがまた可愛くて」

「ちょっと、萌恵ちゃん…」

「美桜ちゃん、ごめんごめん(笑)」

その後は、五人で他愛もない女子トークを繰り広げた。

「沙織さん、いつか他のメンバー達と一緒に遊びに行っていいですか?」

「勿論!あと、もし興城でコンサートやりたいのなら、大歓迎だからね」

「有難う御座います!コンサートできるように、精進します!」

そう言って、菜央美、美桜、萌恵と別れ、ホテルへと戻ったのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ