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喘ぎ声がうるさい隣人に苦情を言いに行ったら・・・

この作品の漫画動画はYoutubeで掲載しています。

https://youtu.be/Dzstv0htyjc

ーーーーー

登場人物

山本イチヤ・・・主人公、大学生。


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イチ・・・山本イチヤ

N_イ・・・イチヤナレーション


あらすじ

イチヤは来週から大学生。一人暮らしも始まったがある悩みがあった。それは隣人の声だ。夜になると毎晩声が聞こえる。そのせいで寝不足になっていた。ある日お隣に注意をしに行くと・・・


イチ「ここが今日から俺の家か〜」

イチ「結構いいじゃん!」



N_イ:俺の名前は山本イチヤ。来週から大学生になる。とうとう念願の一人暮らしが始まったところだ!



SE:笑い声 わはははは

イチ「うお!お隣さんの声結構聞こえるんだな・・・」

イチ「まあ安いしこんなもんだろ!」


N_イ:家は古いけど、その分家賃は3万円。

    大学からは少し遠いが一人暮らしには十分だった。



N_イ:しかし問題はここからだった・・・。


<その日の夜>


絵:イチャイチャしてる声

女「あん あん あん」

イチ「うっわー、お隣さん声でけー・・・」



N_イ:寝ようとした時に聞こえてきたのは、夜の声だった。

    このアパートの壁はとてつもなく薄い。



N_イ:そしてもう一つわかった事がある。それは・・・

イチ「お隣さん声超可愛いなあ」



N_イ:まあこれがたまに聞こえるくらいならよしとしよう。

    その日はタイミング良くお隣さんも終わり、すぐに寝る事ができた。



<しかし次の日・・・>


女「あん あん あん」

イチ「げ、またやってるよ・・・」



N_イ:流石に二日連続はないだろうと思っていたが、

    ベッドで寝ようとした瞬間にまたアレが聞こえた。



イチ「お隣さんは付き合いたてなのか?まったく!」


N_イ:布団の中に潜りどうにか声が聞こえないようにした。

    この日はお隣さんが終了するまで眠る事ができなかった。



<そして次の日>

女「あん あん あん」

イチ「う、嘘だろ・・・またやってる」

N_イ:寝不足だった次の日、また声が聞こえた。



イチ「まさか毎日じゃねえだろうな・・・」

N_イ:そしてこの嫌な予感は的中することになる。


<その次の日>

女「あん あん あん」

イチ「うう・・・うるさい・・・」



<そして次の日>

「あん あん あん」

イチ「や、やめてくれ!!」

絵:布団にこもる 主人公病みそう



<そしてさらに次の日>

「あん あん あん」

イチ「〜〜〜〜〜っ!」

絵:ブチギレる寸前の主人公


<その次の日>

「あん あん あん」

イチ「うるせー!!!」

絵:切れる主人公 壁ドンする

SE:ガンっ!


N_イ:毎日毎日夜12時になると始まる夜の声。

   とうとう俺は我慢ならず、勢いよく壁ドンしてしまった。


N_イ:すると・・・

SE:シーン

イチ「おっ・・・止まった!?」

女「・・・・・・アンアン!」

絵:ズコー!!!!


N_イ:そんなこんなで、結局その日は1日も寝れずに学校へ行くことに。

イチ(なんで俺がこんな目に合わないといけないんだ!)


N_イ:学校にも支障が出始め、授業は寝不足で全く頭に入ってこない。

イチ「こ、これは・・・もうどうにかしないと俺がおかしくなる」

N_イ:毎朝学校が遠い俺にとって、毎日深夜にならないと寝れないのは致命傷だった。


イチ「よし!!直接苦情を言いに行こう!」

N_イ:俺はもう我慢ならず、学校から帰ってすぐにあの事を言うことに。


SE:ピーンポーン

絵:ドキドキする主人公 扉の前

イチ(スッゲー怖い人出てきたらどうしよう・・・)


N_イ:少し緊張しながら扉が開くのを待っていた。

    すると・・・

SE:ガチャリ

男「はーい」


N_イ:そこに出てきたのは俺よりも地味な男。

    メガネをかけてまさにオタクって感じの男性だった。イメージ


絵:ガーン

(こ、こんなやつが毎日女性と・・・?)

男「どうかしましたか?」

イチ「い、いえ・・・」


N_イ:少しショックだったが、そんなことで落ち込んでいられない。

    しっかり毎晩聞こえてくる声がうるさいことを伝えた。


男「え、声がですか?」

イチ「はい」

男「まあでも多少は仕方ないんですけどねえ、ボロアパートだし」

イチ「ま、まあそうですけど、少しでも気をつけてもらえると・・・。」


女「あの・・・どうかされましたか?」

N_イ:奥から女性が出てきた。

    しかもめちゃくちゃ美人さんだ!

男「あー、なんか毎回お前の声がうるさいって」

女「えっ?!」


N_イ:それを聞いてめちゃくちゃ恥ずかしそうにしながらも、

   女性はすぐに謝ってくれた。


絵:深々とおじぎ

女「ご迷惑をおかけして本当にすみません」

イチ「いえいえ!!ただ少し声を静かにして頂けるだけでいいので・・・」


男「ったくお前も気をつけろよ?」

女「ごめんなさい・・・」

イチ「・・・」


N_イ:エプロン姿のその女性をよく見ると、腕にあざが一つ見えた。

イチ(え?これって・・・)

N_イ:俺の視線に気づいたのか腕を後ろに隠した女性。


男「いつまでぼさっとしてんだよ!飯早く作れ!」

女「は、はい・・・」


男「まあ、彼女も謝ったから許してやってくれ!じゃあな」

イチ「え、あの」ガチャン

N_イ:強制的に閉められてしまった。


イチ「あれって・・・腕、あざあった・・・よな?」

イチ(でもどこかにぶつけただけかもしれないし・・・)


N_イ:どこかモヤモヤしながらもいつの間にか数日がたっていた。

   もちろん夜の声は毎日続く。


<そんなある日>


SE:ピンポーン

イチ「?はーい」

ガチャ


女「あの・・・相談があるんですけど・・・」

N_イ:目の前にいたのはお隣の女性だった。

    びっくりしたが、何かと思い話を聞くと、


イチ「DV・・・ですか・・・」

女「でも私が悪いんです・・・彼を怒らせるような事を毎回するから」


N_イ:やっぱり男性はクロだった。

   聞くところによると彼の行っていた事は相当酷いらしい。


イチ「もしかして毎日ですか?」

絵:・・・こくん

イチ「そんな・・・」


女「グスッ・・・誰にも言えなくて・・・」

女「反発されたら怖いし、ずっと悩んでたんです・・・」

イチ「そうだったんですね」


女「イチヤさん、助けてっ・・・」

ウルウルとした目でこちらを見つめてくる。


イチ「別れましょう!!そんなやつと一緒にいる理由なんてありません!!」

女「・・・でも私、行くあてがなくって・・・」

イチ「大丈夫俺が守りますよ」


N_イ:もうここは格好つけるしかない場面だ。

女「イチヤさんっ・・・ありがとう!」

N_イ:そういうと彼女は俺に抱きついてきた。


イチ(柔らかい・・・)

絵:抱きつかれて幸せそうなイチヤの絵


イチ「任せてください!」

絵:彼女がニヤリ・・・としている絵


<次の日>


絵:彼女が外を歩いている 夜

女「ふふふ・・・あの大学生かわいい〜」

女「ちょーっとメイクで痣を書くだけで信じてくれるなんて♡」

女「ぜーんぶ嘘なのにっw」


女「あのオタク男、最近全然貢いでくれないし・・・」

女「次のカモが見つかってよかった〜!」


女「〜♫」

絵:喜んでいる女 鼻歌歌ってる


絵:後ろの電信柱に、オタク男が隠れている。包丁を持っている・・・。

(この動画のオチみたいに最後はホラーっぽく書いて欲しいです!)


法務省によると、2019年にあったの傷害及び暴行事件の認知件数は約5万件以上だった。


この作品の漫画動画はYoutubeで掲載しています。

https://youtu.be/Dzstv0htyjc

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