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冒険者になったことは正解なのか? ~守りたい約束~  作者: しき
第一章 弟子入り冒険者

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22.既知で未知な味方

「おい。起きろヴィック」


 頬をぺちぺちと叩かれる感覚があった。目を開けると、ベルクの顔が見えた。


「ベルク?」

「おう。怪我はどうだ?」


 僕は体を起こしてから、自分の体のあちこちを動かす。頭と背中が痛い。触ってみると頭には瘤ができていて、背中は打撲している。


「うん……大丈夫。ちょっと痛いけど動けないことはないかな」

「そうか。なら安心だな」


 ベルクが立ち上がって周りを見る。僕のそれに倣って周囲を確認した。


 僕達が居るのは、レーゲンダンジョンと似た作りの通路、しかし見たことのない場所だった。七階層までの通路に比べて道幅が広く、天井が高い。壁や床、天井の至る所に亀裂が入っており、脆そうに見えた。

 レーゲンダンジョンの七階層まで調査したが、こんな場所は初めてだった。


「ここ、どこかわかるか?」


 ベルクの問いに、僕は首を横に振る。


「わかんない。僕は七階層までしか行ったことないから、それより下かも」

「いや、そこまで落ちてない。上を見てみろ。多分十メートルくらいだ」


 天井に大きな穴が空いている箇所があり、そこから空が見えた。僕達はあそこから落ちたみたいだ。ベルクの言う通り、十メートル前後の高さだった。

 この高度なら、せいぜい二・三階層くらいの位置になるはずだ。しかし僕が見た中では、二・三階層にはこの場所はない。レーゲンダンジョンに似ているが、違うダンジョンだろう。


「じゃあここは別のダンジョンだと思う。見たことないもん」

「そっか……当てが外れたか」


 レーゲンダンジョンなら出口まで案内できる自信はある。ベルクもそれを期待していたのだろう。


「他に誰か落ちてない? 僕達だけ?」

「あぁ。ミラとラトナはすぐに逃げれた。オレは体勢が悪かったから遅れて巻き込まれたんだ。カイトは……まぁ無事だろ。こういうときに一番反応が良いのがあいつだ」


 落ちたのは僕とベルクの二人だけだった。皆の無事が分かって、少し安心した。


「これからどうする? 一応外は見える。あそこまで登るか?」


 ベルクが上の穴を指差す。僕は「ここで待とう」と提案する。

 持たされた荷物の中にはロープがある。それを使えば穴から出られるが、上から何の反応もないのが気になる。彼らも無事なら、僕達の安否を気にして何らかのリアクションを取るはずだ。それが無いということは、そんな余裕がないということだ。


 僕と入れ替わって穴から出て行ったケルベロス。奴が地上に居たら、アリスさん達はその相手をしているはずだ。その間、僕達の救助は期待できない。

 ここから移動して別の出口を探す案もある。しかし、ここは見たことも聞いたこともない場所だ。迂闊に歩けば道に迷って、元の場所に戻って来れない危険がある。それにモンスターがいる可能性があるのだ。移動中、そいつらに見つかることも考えられる。


「上がひと段落したら助けてもらえる。それまで待った方が一番安全だ」

「あいつらはどうするんだ?」

「アリスさんがいる。それに信号弾を見た冒険者達がすぐに駆けつけてくれるから大丈夫だよ。今から登っても、そのときには多分終わってると思う」


 アリスさんは僕以上に現状が見れているはずだ。上に残っている皆も、冷静な判断ができるタイプの冒険者だ。僕達が焦らなくても大丈夫だ。


「……じゃあ、そうするか」


 ベルクが地べたに座り込む。僕の説明に納得できたのか、どこか安堵した表情だ。


「救援助かったぜ。あのまま誰も来なかったら、今頃やられてた」

「元々そういう段取りだったからね。地理の確認もしてたから、思ったよりも早く来れたよ」

「地理? 前に来たことあったのか?」

「ないよ。けどアリスさんから聞いたり、地図を見て確認したんだ。どこから行けば早いかなって想像してルートを探して、それがドンピシャだった」

「そっちの勉強もしてたのか……。だがそっちにかまけて鍛錬が疎かになってねぇか? ウィストに追いつくなら、鍛錬の方が重要だろ」

「僕もそう思ったんだけどさ、アリスさんが勉強もしとけって。ウィストと肩を並べたいなら、ウィストが持っていないものを身につけろだって。それが役に立つからって」

「知識を蓄えてもモンスターには関係ないだろ」

「んー、戦闘には活かせてないけど、多分あると思うよ。アリスさんが言うには、全く新しいモンスターが相手でも、今まで相手したモンスターと似ているところが必ずある。そこから攻略法が見つかることもあるから学んどいたほうが良いらしいよ。まだそんな場面はないんだけどね」

「……そうか」


 ベルクの表情が曇る。なにか機嫌を損ねることでも言ってしまったのか?


「……ベルク」

「なんだ」


 やはり不機嫌そうな声を出している。よく分からないが怒らせてしまったようだ。何が原因だ。…………考えてもわからない。

 アリスさんは自分で考えろと度々言っている。だけど考えても分からない場合は聞くしかない。じゃあ誰に聞くべきか?


「怒ってる?」


 本人に聞いてみた。


「……誰が」


 さっきよりも、言葉に怒気が込められていた。聞く相手が違うんじゃないかと思っていたが、堪らずに聞いてしまった。その結果、やはり失敗だった。


 さて、どうしよう。聞き込み続行か、謝罪か。続行すればさらに嫌われる様な気がする。ベルクに嫌われたら心に致命傷を受けてしまう。ならば、答えは決まっていた。


「ごめんなさい。聞かなかったことにしてください」


 謝罪しかない。躊躇うことなく謝った。


「ふざけてんのか」


 火に油を注いでしまった。失敗である。


「いや、ふざけてはなくて……」

「じゃあなに謝ってんだ?」

「怒らせちゃった、から?」

「はっきりしろ。怒ってねぇよ」

「……ホントに?」

「しつけぇな。何度も言わせんな」


 どう聞いても、怒っているような声色だった。だけど怒っている理由は分からない。

 理由を聞いたらもっと怒るかもしれない。しかしこのまま放っておくのも気味が悪く、居心地が悪い。

 なにより、ベルクと仲違いするのだけは絶対に嫌だった。


「じゃあ教えてよ。最初に苛立ってた理由」


 ベルクの眉間にしわができる。


「だからそれは……」


 僕の顔を見て何かを言いかけるが、寸でのところで口を閉じた。表情にも苛立ちが見られる。

 何らかの原因があって、それは僕にあるのだろう。ベルクが言い淀むのはそのせいだ。


「僕に原因があるのなら言って。直すからさ」

「……ねぇよ」


 不機嫌そうにベルクが答える。読みに間違いは無さそうだ。だがそれを簡単に言いそうにない。

 ベルクは思い遣りのある青年だ。僕が傷つくのを恐れて遠慮しているのだ。だけどこのまま言わないままで終われば、任務が終わってもギクシャクするだけだ。


 何とかして言ってもらって解決に導きたい。その手段を考えていると、背後から生き物の気配を感じた。


「ベルク、敵だ」

「なにっ?」


 盾は左腕に付いたままで、剣は近くに落ちている。それを拾って構えると同時に、暗闇からモンスターが姿を現した。本日、何頭目か数えるのも嫌になるほど見たドグラフだ。そいつらが七頭向かって来ている。

 数が多い。一人なら無理だ。だけど今回はベルクもいる。二人なら……。


「じゃあ僕が前に出るから、ベルクが―――」

「あ? 前に出るのはオレだろ」


 準備を終えたベルクが僕の横に出た。


「……いや、そっちの方が慣れてるからさ」

「オレもそうだが」


 不穏な空気が流れる。そういえば、以前の戦い方を思い出すと、ベルクも前に出て戦っていた気がする。

 不慣れた戦い方は怪我に繋がる。とりあえずベルクに合わせよう。


「じゃあそれでいこう。普段カイトさんとはどんなふうに動いてるの?」

「オレが相手できない奴を選んで対処してる。パッと動いて攻撃を防いでから仕留めてたな」


 要約すると、味方の隙を埋めるように動きフォローしているということだ。ちなみに、その動きは僕が苦手とするものである。以前アリスさんと組んだ時にそれをやり、アリスさんの攻撃の巻き添えを喰らってこっぴどく怒られた経験があった。攻撃されて怒られてと、踏んだり蹴ったりとなった苦い思い出である。


「そっちは、僕の苦手分野かな」

「だったらどうする?」


 思えば、ベルクのようなタイプと組むのは初めてだ。ウィストは小回りの利く武器で、ラトナは遠距離武器を使って戦うのに対し、ベルクは大きくて重い武器を使うパワータイプだ。今までと同じように動いてはベルクの邪魔になるかもしれない。アリスさんの攻撃に巻き込まれた時の二の舞になってしまう。

 この窮地で慣れない相手と組むよりかは、二人組の利点が無くても一番動きやすい戦い方をする方が良さそうだ。


「二人で分担しよう。僕が何匹か惹きつけるから、ベルクが残った奴を倒して」

「……分かった」


 ベルクは少し渋い顔を見せたが了承した。引っかかる思いがあったが、今は気にしている場合じゃない。


 七頭のドグラフは横に並び、僕達を囲むように端の方から横に広がっている。時間を掛けたら逃げ場が無くなってしまう。早めに動かないといけないけど、無暗に突っ込んだら袋叩きに遭ってしまう。かといってビビって端の個体を狙えば釣れる数が少なくなり、ドグラフに慣れていないベルクに負担をかけてしまう。

 四頭、できれば五頭のドグラフを惹きつけたい。そのうえで怪我をすることなくベルクから引き離したい。


 一つ深呼吸をしてから動き出す。向かうのは、僅かに他の個体よりも少し後ろにいる、左から三番目のドグラフだ。動きやすいよう、盾を構えずに走った。

 左右から二頭ずつのドグラフが襲ってくる。正面のドグラフを含め、五頭のドグラフが僕に注意を向ける。読み通り、左から三番目のドグラフを狙われるのは困るようだ。

 正面のドグラフは体を低く保っている。僕を迎え撃つため、いつでも動ける用意をしていた。接近しようと詰め寄るが、それより先に左右のドグラフ達が僕の行き先を阻む。

 ドグラフ達は、僕の上半身に目がけて跳びかかって来る。瞬時に狙いを察して、僕は背中を倒しながら右足を前に出し、左足を「く」の字に曲げ、床を滑りながら移動する。スライディングと呼ばれる移動技術で、低い体勢で回避と移動ができる。反面、慣れていないと足を痛めつけてしまう危ない技でもある。役に立つと言われてアリスさんに覚えさせられ、実戦では一度も成功させたことが無かったが、ここにきて初めて成功した。この場でガッツポーズをしたい程、内心喜んだ。

 スライディングに成功し、正面のドグラフの前に着く。すぐさま体を起こして剣で斬りつけるが、横っ飛びで避けられてしまう。だけど落ち込むこともなく、僕はさらに追撃を仕掛けた。かすり傷でもいい。一撃を当てよう。

 二度・三度と追撃を掛ける。二度目は外し、三度目でドグラフの横っ腹に傷をつける。直後に他のドグラフの迫って来る姿が視界に入り、距離を取って全体を見やる。傷をつけたドグラフと他四頭が僕を睨み、残りの二頭はベルクの方に体を向けていた。


 「よし」と僕は呟く。最良の結果が得られ、自分で自分を褒めたくなった。二頭なら慣れていなくてもベルクが勝てる。五頭を相手にするのは厳しいが、勝機はある。

 先日の調査のことを思い出し、改めて戦い方を頭の中で確認する。大勢のドグラフに勝つために考えた戦術。それを活かすときだった。僕ならできる。そう言い聞かせて走り出した。

 五頭のドグラフは固まっていたが、僕が突っ込むと散開する。その後、僕を囲むように回り込もうとしていた。


 さぁ、ここからだ。

 囲まれる前に、僕は一頭に狙いをつけて接近する。標的は、腹に傷をつけたドグラフだ。そいつに目がけて剣を振り抜いた。

 腹傷のあるドグラフは後退する。すぐさま体勢を整え、他のドグラフもまた僕を囲もうと動く。だがそれよりも前に、再び追撃を仕掛けた。ドグラフはまた避け、再び僕を囲もうとするが、再度先手を打って攻撃する。執拗な追撃に、ドグラフは攻めに転じられない。よし、狙い通りだ。


 ドグラフの長所は高い知能と集団戦闘が上手いことだ。知能の高さを生かして連携することで個々の戦闘能力の低さを補い、自分達よりも大きなモンスターを狩猟する。その能力に多くの冒険者が苦戦するほどだ。

 しかし逆に言えば、連携させなければ恐ろしくないということだ。ドグラフの連携は状況に適した陣形を築くことから始まり、そこから互いの意思疎通により獲物を追い詰めて狩るのが定石だ。ならば最初の陣形をまともに作らせなければ、強みの連携をとれなくなる。そのための突貫で、連続攻撃だった。一頭を執拗に追いかければ、しかもそれが群れの長なら、他の個体は判断が遅れて手を出してこない。長だということは、最初の進行を見れば判別できた。長ならば全体を見渡すよう、他の個体よりも後方にいるからだ。


 執拗に攻撃を仕掛けて陣形を組ませず、他の個体への指示を出させない。他のドグラフが自分で判断して僕に攻撃してくる前に、一太刀でも多く攻撃を与える。そのために、何度も攻撃を仕掛けた。

 剣を振る。右に避けられる。突く。足にかするが浅い。跳んで避けられる。空中にいるところに振り上げる。器用に足で剣を弾かれる。

 この程度じゃ避けられ続ける。ドグラフは頭が良い。普通の攻撃は予想されて当たらない。普通じゃない攻撃……。


「らぁっ!」


 僕は足を踏み込み、右足を蹴り上げた。足先がドグラフの顎に当たり、ドグラフの体が仰け反る。

 初めて見せた大きな隙だった。僕はすかさず距離を詰めて剣を振り下ろす。ドグラフは蹴られた衝撃で視界が上に向いていて、視界に剣が入っているはず。しかし、ドグラフは僕の攻撃を避けることができず、刃がドグラフの胴体を切り裂く。ドグラフは血を流して地面に倒れた。


 思い出したのは、グーマンさんとアリスさんの戦う姿だった。あの二人は模倣となれるような戦い方に、時折型に囚われない荒々しさを見せる。

 武力からの暴力。正道からの邪道。緩急をつけた動きに、いくら知能の高いドグラフでも対応できない。むしろ、高いからこそ対応が遅れる。

 ドグラフは予想外の動きに弱い。頭が良いから相手の動きを予想しようとし、それが外れると隙を見せやすい。その弱点を仲間との連携で補っていたが、分断させればそれもできない。

 そして、その弱点は今も見せていた。


 長が早々倒れたことで、他のドグラフ達の足が一瞬止まり、互いの顔を見合わせる。常に敵への警戒を忘れないドグラフが、僕から注意を逸らす。絶好の機会だった。

 近くのドグラフに近づいて剣を突く。寸前で気づかれるが、ギリギリ足に届いた。致命傷には程遠いが、機動力を封じるほどの傷だ。そいつを後回しにして、次のドグラフに迫った。

 二頭のドグラフが、タイミングをずらして跳びかかって来る。先程もしてきた連携だが、あの時と違って隙がある。どちらも僕の首元を狙ってきているせいで、二頭目の姿が隠れている。つまり二頭目は、一頭目の体に隠れた僕を見れていない。

 いつものドグラフならありえないミスだ。もちろん、そのミスを見逃すわけがない。一頭目をギリギリまで引き付け、寸でのところでしゃがんで回避する。しゃがんだことで二頭目の下に潜り込み、盾を腹にぶつけた。二頭目は僕の動きを追えていなかったのか、盾で上に弾き飛ばすまでの間、下を見ることは無かった。

 一瞬だけ首を左右に振った後、落ちてきたドグラフを斬り払う。その後、視認したドグラフの動きを思い出し、回転しながら盾を腹の前に構える。ドンピシャのタイミングで、最後のドグラフが突っ込んできた。盾でドグラフの勢いを止めてから胴に剣を刺してすぐに抜く。再び跳びかかってきたドグラフに剣を振って牽制した。ドグラフは急停止し、剣が届かない位置に後退する。その間、僕は足を怪我したドグラフの下に向かい、今度こそ止めを刺した。

 残りはあと一頭。気合を入れなおして向かい直るが、残ったドグラフは背を向けて通路の奥に逃げていく。仲間を呼ばれる危険があるためできれば仕留めたかったが、ベルクから離れすぎるのは下策だ。敵の援軍が遅れることを祈り、僕は足を止めて一息ついた。


 さて、ベルクはどうだろう。二頭とはいえ、連携が得意なドグラフだ。勝てはしても怪我を負っているかもしれない。

 心配になってベルクの方を見る。ベルクは今も、二頭のドグラフと戦っていた。しかもドグラフは負傷が無く、ベルクだけが怪我をしている。


 おかしい。僕達が救援に着くまで、ベルクはカイトさん達と一緒にドグラフの相手をしていた。遠見だが、ベルクがドグラフを倒す姿も見た。だから二頭相手なら勝てると踏んだのだが苦戦を強いられている。

 あの二頭は特別に強い個体なのか? しかし他よりもさほど大きくなく、俊敏性も変わらない。ということは、ベルクの方に異常があるのか? だけど動きを見る限り、怪我をしている様子はない。


 だけど少しの間様子を眺めてたら、苦戦する理由が分かった。僕はすぐにベルクの下に駆けつけ、一頭のドグラフを斬りつける。そいつは不意打ちに気付かずまともに喰らう。止めに腹に剣を突き刺すと動かなくなった。残りの一頭はベルクを襲おうと構えていたが、仲間がやられたことに気付き、数的不利を認識したのか一目散に去っていった。


「くそっ……」


 ベルクは息を切らして片膝を着く。体からは汗と血が流れている。その姿から、どれほど苦戦したのかがよく分かった。


「ベルク、大丈夫?」


 容態が気になって駆け寄ると、ベルクが鋭い眼で睨んでくる。僕は思わず足を止めた。


「良い気分か?」

「……え?」


 さっきよりも声を大きくして、ベルクが言った。


「オレより出来が良くて、良い気分かって聞いたんだよ」


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