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幕間 凉忌の布石、カミツキの心?

ポリゴン片が舞うのは、命が絶えた時である。

それは、プレイヤーも、モンスターも、mobキャラも、オブジェクトも、装備も、アイテムも、等しい。

神器は、変形させ、無力化できても、壊せない。

今回行ったことは、もう予想つくだろう。

そう。極一般的には、ドレスブレイクと呼ばれる行為を行った。

先に襲ってきたのは向こうのため、問題とはならない。

今回、凉忌曰く、交渉目的で来たらしい。

よって、凉忌から事前に言われていた通り殺さずに無力化した。

それが、ドレスブレイクという形だっただけで。

これが半分以上言い訳なのはわかっている。

だが、そこまで鬼じゃない。表面の装備を除いては、残して………

………………………貫通ダメージで消しとんでいたのは、きっと悪い夢だ。問題にはならないけれども。

ーーーーーーーーーー

~side 凉忌~

今回、戦闘を有利に進められたのは、布石の打ち方にあった。

まず、凉忌は全ての行動を魔術師にみせかけて行動した。拘束は、魔法「サンドロック」にみせかけ砂の鎖を錬成。

剣の消失。あれは神器特性を誤解させる。

攻撃に使用した焔。あれは化学反応を利用した焔である。上級魔術師は焔の色を変えられる。炎色反応を利用してみせかけ、魔術師以外の選択肢を相手の脳裏から消すという徹底した偽装工作である。最後の大穴は、三種類で考えられるだろう。錬金術か、魔術か、神器か。錬金術は物凄く面倒で、元がないと使えない。武器も大してつよい物は作れない。

だが、極めれば使えることを知っている。だからこそ、こんな予想の外を突き続けられるのだ。

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